松本都市圏

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松本都市圏(まつもととしけん)は、長野県中部の松本市を中心市とする都市圏である。

松本盆地(松本平)の南半分から中域にかけて形成されており、工業、商業、医療、教育の機能が高度に分散・集積した、多極ネットワーク型の都市圏としての性質を持つ。

概要[編集]

松本都市圏は、国宝松本城を核とした旧城下町の歴史をベースに発展した。長野市が「行政・門前町」の性格が強いのに対し、松本都市圏は「商工業・文化学術」の性格が強いとされる。

2016年(平成28年)には、松本市を含む周辺市町村により「松本地域連携中枢都市圏」を形成。中心市である松本市と、近隣の塩尻市安曇野市が密接に連携しており、三市を合わせて「松本平(まつもとだいら)」という一帯の生活圏を構成している。

地理[編集]

西側に飛騨山脈(北アルプス)、東側に筑摩山地(美ヶ原高原など)を望む松本盆地に位置する。

  • 主要河川犀川梓川奈良井川
  • 標高:市街地でも標高約600m前後と高く、内陸性気候のため湿度が低く夏冬の寒暖差が激しい。

構成市町村[編集]

(広義には、木曽地方や大町・安曇地方を含むこともある)

産業・文化[編集]

  • 工業:安曇野から松本、塩尻にかけての国道19号・長野道沿いには、電子機器や精密機械(セイコーエプソン、VAIO等)の工場が多く、「東洋のスイス」と称された歴史を継承している。
  • 商業:松本駅周辺のパルコや井上百貨店などの商業施設に加え、山形村のアイシティ21などの郊外型大型施設も充実している。
  • 農業:リンゴやスイカ(波田地区)の生産が盛ん。塩尻市の桔梗ヶ原は、信州ワインの世界的産地として知られる。
  • 文化・教育信州大学の本部所在地であり、「学都」としての側面を持つ。また、セイジ・オザワ 松本フェスティバル(旧サイトウ・キネン・フェスティバル松本)が開催される「楽都」としても著名。

交通[編集]

「東西南北の接点」として、古くから中山道善光寺街道が交差する交通の要衝であった。

関連項目[編集]