普通科 (学校)

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普通科(ふつうか)とは、高等学校やこれに準ずる教育機関及び高等専修学校などの後期中等教育機関に設置される「普通教育を主とする学科」のことである。対になるのは専門科

概要[編集]

教科としては国語数学地理歴史公民理科英語(外国語)保健体育芸術情報となり、この他に総合的な学習の時間と特別活動が加わる。

普通科在学生の卒業後の進路は大学短期大学などの高等教育機関への進学が主となるが、進学せずに就職を選ぶ者もいる。

コース分け[編集]

卒業後の進路に応じた教育活動を行っている。

大学進学向け[編集]

多くの普通科高校では文系コース・理系コースを設置している。

文系コース
主に文系の大学、医療系短大・専門学校を志す者への教育を行うコース。国語・地理歴史・公民・英語に重点を置くが、数学も希望者は数Bまで、理科は基礎3科目履修する。
理系コース
主に理系の大学への進学を志す者への教育を行うコース。数学・理科・英語に重点を置く。
文理系コース
主に国公立大学の文系学部への進学を志す者への教育を行うコース。普通科教科全般を満遍なく学習する。

大学進学以外[編集]

総合コース
短大や専門学校への進学、公務員、一般企業の高卒者向け試験受験への教育を行う。数学・理科は最低限の履修が特徴。地域進学者中心の公立高校に多く、ビジネス基礎などの専門教科が開講されている学校もある。

関連項目[編集]