時の狩人
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『時の狩人』(ときのかりゅうど)、『タイム・ハンター』は、石森章太郎(石ノ森章太郎)の漫画シリーズ。
『プレイコミック』(秋田書店)にて、1970年9月26日号から、1971年2月13日号まで連載された。全10話。秋田漫画文庫で出版された際には『タイム・ハンター』と改題されている。
あらすじ[編集]
2190年。人の出生は胎外受精が基本となっており、生身の男女が性行為を行うことは「道徳局」によって禁じられていた。性行為の代替として「セクサー」と呼ばれるヘルメットをかぶることで、結婚した夫婦は夢の中で行為を行うようになっていた。また、ベルト式の小型タイムマシンも発明されており、過去や未来への時間旅行も可能となっていた。
主人公シローは、偶然に出会った人妻レダに惹かれ、禁を破って生身での行為を行う。シローはレダの夫・ガイを殺し、レダと共にタイムマシンを使って様々な時代へと逃亡する。しかし、ガイは死んではおらず、タイムパトロール局員としてシローとレダを追うのだった。
三島由紀夫の死[編集]
「PART8 三島由紀夫の死」では、シローとガイの戦いとは無関係に、1970年11月25日に割腹自殺を遂げた三島由紀夫(三島事件)に関する新聞や雑誌記事などの文章が引用されている。