春の夢を走る君へ
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『春の夢を走る君へ』(はるのゆめをはしるきみへ、英語: To You Running Through Spring Dreams)は、林シホによる高校の野球部を舞台とする恋愛漫画。
『LaLaDX』(白泉社)にて2025年1月号(2024年12月5日発売)[1]から同年7月号まで集中連載された。全4話、話数表記は「第〇回」。既刊1巻(2025年9月時点)。連載分は全て単行本1巻に収録されているが、1冊完結は明示されておらず、巻数表示がされている。以降の発表形態は明らかにされていない。
あらすじ[編集]
夏八木愛生はリトルニシア(中学生の硬式野球)だったが、密かに幼馴染で1つ年上の澤口真澄を慕っていた。その思いを封印したまま、高校では野球から離れようとしていた愛生だったが、真澄から半ば強引に誘われる形で野球部のマネージャーを務めることになる。
真澄は愛生から向けられる想いには気づかず、時に愛生を傷つけるように無自覚に翻弄する。愛生の想いに、チームメイトの柴源彦だけが気付く。
登場人物[編集]
- 夏八木 愛生(なつやぎ めい)
- リトルシニアで選手としてプレイしていたが、中2の始めのころには止めている。父はリトルシニアの監督兼コーチをしており、真澄に言わせると「そっくりな顔」らしい。
- テーピングなどの技術も覚えているが、これもリトルシニア時代に真澄が捻挫したのをきっかけに父から学んだものである。
- 澤口 真澄(さわぐち ますみ)
- 伊藤ともども愛生の勧誘に来た際には、愛生のクラスメイト女子から「チョーかっこいい」と評価されている。実際、真澄目当てでのマネージャー志望女子も多いようで、体験入部最終日に参加した愛生のことも他の部員は警戒していた。真澄のほうも、足のテーピングを愛生にやらせたり、愛生が欠けそうだったのを見て、爪を切ってやろう愛生の手を取ったり(真澄が自分の爪のケアをしていた最中だったのもあるが)、朝練で並走していたりと、本人は無自覚にリトルシニア時代の感覚で愛生に近づく。
- ポジションは投手。右投げ。学生寮暮らし。愛生や源彦の評では「野球ばか」。
- 柴 源彦(しば もとひこ)
- リトルシニアで愛生のいたチームと対戦したことがあり、マネージャー体験入部してきた愛生に声をかけてきたものの、愛生からは覚えられていなかった。
- 伊藤(いとう)
- 3年。野球部の女子マネージャーの1人。真澄から愛生がシニア経験者と聞き、愛生をマネージャーの体験入部の勧誘に誘う。
脚注[編集]
- ↑ “田中メカ新連載は学園ロマンス、LaLaDXで開幕 野球部マネの苦しい恋物語も”. コミックナタリー (2024年12月5日). 2025年10月10日確認。
外部リンク[編集]
- 春の夢を走る君へ 1 - 白泉社