新宿・渋谷エリートバラバラ殺人事件
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新宿・渋谷エリートバラバラ殺人事件(しんじゅく・しぶやエリートバラバラさつじんじけん)とは2006年(平成18年)12月に東京都新宿区・渋谷区などでバラバラに切断された遺体が見つかった殺人・死体損壊・遺棄事件。
概要[編集]
2006年12月16日、新宿区西新宿の路上でビニール袋に入れられた上半身だけの人間の遺体が見つかった。当初は遺体発見場所が歌舞伎町に近いことから被害者は外国人と断定し、暴力団関係者・中華マフィアなどによる犯行という見方が強かった。およそ2週間後の28日に渋谷区内の民家の庭に人間の下半身の遺体が見つかった。DNA鑑定の結果、上半身と下半身のDNAが一致し、この遺体の身元が当時30歳の外資系企業に勤める会社員男性と判明した。そして年が明けた2007年(平成19年)1月10日、死体遺棄の容疑で被害者の妻である32歳の女性を逮捕した。
2008年(平成20年)4月28日、東京地裁は懲役15年の判決を言い渡した。被告側はこの判決を不服として控訴するも判決が覆ることはなかった。
関連項目[編集]
- 裁判員裁判 - この事件の裁判が裁判員制度のモデルケースとして注目されていた。