復讐姫ローラ~お姉様を生贄にしたこの国はもう要らない~
『復讐姫ローラ~お姉様を生贄にしたこの国はもう要らない~』(ふくしゅうきローラ~おねえさまをいけにえにしたこのくにはもういらない~、英語: Laura, the Princess of Revenge)は、原作:冬月光輝、作画:野澤阿美乃によるファンタジー漫画作品。
『チャンピオンBUZZ』[注釈 1](秋田書店)にて創刊号となる2024年Vol.1[1][注釈 2]より連載中。単行本は既刊4巻(2025年7月時点)。秋田書店のWeb媒体・チャンピオンクロスでも掲載されている。
あらすじ[編集]
人間の国・マルキード王国は魔物との争いが絶えない国であった。その国で生まれた伯爵令嬢の2人、姉のレイラと妹のローラはとても仲の良い姉妹であった。
やがて成長したレイラは若くして「聖女」となり、王国各地に結界を作ることで魔物たちから国民を護った。ある日、婚約者でもある王太子・ザイルから結界が不足していると王城に呼び出されたレイラだったが、そのまま帰っては来なかった。おりしも市井では「聖女の力でこの国は“永久の平和”を手に入れた、と浮かれていた。実際、魔物の姿は王国では見かけなくなっていた。
ローラは真相をザイルに問うた。ザイルはレイラを封印し、それを媒体にして「御神破邪結界」で王国全土を覆ったのであった。ザイルはレイラが望んでその身を捧げたかのように言うが、それは嘘で、レイラ1人の犠牲くらいは安いものとザイルは嘯く。さらにはレイラの代わりに王太子妃にならないかとローラに持ち掛けてきた。自分のみならず姉を侮辱された発言にローラは怒り、ザイルを殴り飛ばした。
王太子への反逆罪を問われ、ローラは魔物と罠がひしめく「無限魔宮」へと追放される。ローラは姉・レイラを解放するために自ら魔王を討つことを誓う。
以上、第1話。
登場人物[編集]
- ローラ・クライツ
- 主人公。伯爵令嬢。
- ルベルト
- ローラが無限魔宮で見つけた聖剣の化身。
- 勇者と共に先代の魔王を討ったとされる。
- レイラ・クラインツ
- ローラの姉。
- 魔王軍
- 古くから人類と敵対している魔界の軍勢。
- アルディオス
- 当代の魔王。
- 幹部
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- グレン
- ミリア
- レイシア
- カルビ
- ロードクリフ
- マルキード王国
- 魔法を以て統治されてきた人間の王国。
- ザイル・マルキード
- 王太子。
- アルシレッド王国
- 人間の軍事大国。
脚注[編集]
注釈[編集]
- ↑ 『週刊少年チャンピオン』電子書籍版に月1回無料附属する電子書籍。
- ↑ 『週刊少年チャンピオン』2023年45号(2023年10月5日発売)電子書籍版に附属。
出典[編集]
- ↑ “週チャンの電子増刊・チャンピオンBUZZ始動、伯爵令嬢の復讐譚など新連載2本”. コミックナタリー (2023年10月5日). 2025年9月12日確認。
外部リンク[編集]
- 復讐姫ローラ~お姉様を生贄にしたこの国はもう要らない~ - チャンピオンクロス