市場経済

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市場経済(しじょうけいざい)とは、市場を通じて、サービスなどの取引(契約など)が自由に行われる資本主義的な経済のこと。社会主義国家において散見される計画経済とは、対となる概念である。

市場主義経済(しじょうしゅぎけいざい)や自由主義経済(じゆうしゅぎけいざい)ともいう。

需要と供給[編集]

市場において、財やサービスの値段は需要と供給に左右される。商品の価格は希少性があるので決められるものであり、その価格から、消費者は購入量を決めるか、あるいは全く購入しないという選択肢を採る。この量を需要量(じゅようりょう)という。一方、生産者は価格を見て、販売量、つまり供給量(きょうきゅうりょう)を決定する。この量がちょうど一致し、余分も不足もない状態の価格を均衡価格(きんこうかかく)という。

そして、市場で実際に取引が行われるときの市場価格(しじょうかかく)は、この均衡価格に近しい値となることが多い。

例外[編集]

市場経済を採用する国であっても、多くの場合公共的なインフラストラクチャサービスには、市場価格の仕組みを反映せず、代わりに政府や地方公共団体が価格を設定・認可している。鉄道、郵便、水道、電気などは国民の生活に必要不可欠なものであり、いたずらな価格変動は大きな打撃を与えてしまうためである。この価格を公共料金(こうきょうりょうきん)という。