岡谷ジャンクション

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岡谷ジャンクション(おかやジャンクション)は、長野県岡谷市にある中央自動車道長野自動車道を接続するジャンクションである。

概要[編集]

中央自動車道の本線(西宮名古屋方面)と、支線(長野自動車道方面)が分岐する交通の要衝である。諏訪湖の北西、標高約800mから900mの険峻な山腹に位置しており、土木技術上の制約から極めて複雑かつ特殊な構造を持つことで知られる。

当初の計画では中央自動車道の本線は長野市を経由する予定であったが、ルート変更(木曽谷飯田経由)に伴い、長野方面へ向かう「長野線」の起点としてこのJCTが整備された。

構造的特徴[編集]

岡谷JCTは、その地形的制約から以下の特筆すべき構造を持つ。

  • 急カーブと急勾配
本JCTは半径の小さいカーブが連続しており、特に中央道(本線)から長野道へ分岐・合流するランプウェイは急勾配である。冬期は路面凍結が発生しやすく、高度な運転技術とスタッドレスタイヤ等の装備が必須となる。
  • 二層構造の橋梁
スペースの制約から、一部のランプウェイは高架橋が二層に重なる構造となっており、下り線からは諏訪湖を一望できる景勝地としての側面も持つ。
  • 標高
標高は約860mであり、日本の高速道路における主要JCTの中でも有数の高所に位置する。

沿革[編集]

  • 1986年(昭和61年)3月25日:中央自動車道(岡谷JCT - 岡谷IC)開通に伴い供用開始。
  • 1988年(昭和63年)3月5日:岡谷IC - 松本IC間が開通し、名称が「長野自動車道」に改称。これにより、本JCTは中央道と長野道の接続点として定義される。
  • 2005年(平成17年)10月1日:日本道路公団の民営化に伴い、中日本高速道路(NEXCO中日本)八王子支社の管轄となる。

接続する道路[編集]

地理と走行上の注意[編集]

本JCT付近は、南アルプスと八ヶ岳に囲まれた複雑な気流が発生しやすく、冬季の降雪や強風による交通規制が頻発する。

  • 分岐の注意点
東京(高井戸)方面から来た場合、直進すると名古屋・飯田方面、右側の分岐を進むと松本・長野方面となる。この分岐点はトンネルを抜けてすぐの位置にあるため、事前の車線変更が重要である。
  • 速度規制
JCT内は設計速度が低く抑えられており、全域で40km/hから60km/hの速度制限が課せられている。

関連項目[編集]