山陰鳥取かにめし
ナビゲーションに移動
検索に移動
山陰鳥取かにめしは山陰本線鳥取駅(鳥取県鳥取市)で販売されている駅弁[1]。調製元はアベ鳥取堂。
概要[編集]
鳥取県にはモズクガニを使用した「ずがに飯」という郷土料理がある。モズクガニは川に棲息する川蟹であるが、ベニズワイガニを使用して、鳥取産の醤油を用いて味付けを行ったのが、山陰鳥取かにめしである[2]。
蟹の形をした容器が特徴であり、通常の弁当箱としても再利用できる[1][3]。容器には生分解性樹脂を使用している[3][4][5]。この素材は、自然環境下で微生物に分解されて土に還るだけでなく、焼却してもダイオキシンが発生しない素材が使用されている[5]。
主原材料は、白米とカニ、調味料のみのシンプルなものである[5]。カニミソとカニ身とで炊き上げた飯にカニ身と身の詰まったカニのハサミ一対を盛り付け、福神漬を添えたた弁当である[3][4][6][7]。カニには地元で獲れた日本海産のカニを使用している[6]。飯の上のカニ身には細かくほぐしたものだけでなく大きめにほぐしたものも乗せられている[3]。なお、ツメは殻付きであるが、殻には切れ込みが入っているので、手で割ることが可能[5]。
歴史[編集]
アベ鳥取堂は、1910年(明治43年)に創業し、1943年(昭和18年)より駅弁の製造を行っている[2]。
日本で初めてとなるかに寿しの駅弁を1952年(昭和27年)に発売した[2]。
2023年には、日本フードアナリスト協会のジャパン・フード・セレクションでグランプリを受賞している[8]。
2025年にはシンギ(広島県広島市中区)展開している冷凍食品の時空食堂「冷凍駅弁おにぎり」のオリジナル商品として本弁当をおにぎりにアレンジした「【アベ鳥取堂】山陰鳥取かにめしおにぎり」を販売した[2]。
脚注[編集]
- ↑ a b 『駅弁大図鑑』 扶桑社、2014年、59頁。ISBN 978-4594609368。
- ↑ a b c d “時空食堂「冷凍駅弁おにぎり」 の新商品 【アベ鳥取堂】山陰鳥取かにめしおにぎりを販売します!” (PDF) (プレスリリース), 株式会社シンギ, (2025年9月10日) 2024年4月4日閲覧。
- ↑ a b c d 五條なつき (2024年12月28日). “【駅弁レポ】アベ鳥取堂の「かにめし駅弁」はカニ尽くし&お弁当箱がかわいすぎる🦀お取り寄せして楽しめるよ”. Pouch. 2024年4月4日確認。
- ↑ a b 『MonoMaster』2022年11月号、宝島社、 56頁。
- ↑ a b c d 柴田進 (2015年12月25日). “「山陰鳥取かにめし」”. トラベルWatch. 2024年4月4日確認。
- ↑ a b なかだえり 「山陰鳥取かにめし」『駅弁女子 日本全国旅して食べて』 淡交社、2013年、19頁。ISBN 978-4473038708。
- ↑ 「マニアックトラベル1・2・3!」、『POPEYE特別編集 僕らのニッポン一人旅。』、マガジンハウス、 80頁。
- ↑ 大久保直樹 (2023年6月6日). “「山陰鳥取かにめし」がグランプリ ジャパン・フード・セレクション”. 朝日新聞 2026年4月4日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 山陰鳥取 かにめし - アベ鳥取堂