山本尚友(やまもと なおとも、1946年- )は、被差別研究者、熊本学園大学教授。
佐賀県に生まれ、1歳で東京に移り、幼少年期を過ごす。1965年東京都立北園高等学校卒。2000年「被差別部落史の研究 移行期を中心にして」で立命館大学文学博士。60年代末に入管闘争に取り組む中で部落問題に出会い、73年京都に移る。翌年、解放新聞社に入社し、多くの被差別部落を訪れる機会をえる。76年同社退社、77年より京都部落史研究所に入所し部落史研究にたずさわる。94年より世界人権問題研究センター専任研究員、2005年熊本学園大学教授。
- 『被差別部落史の研究 移行期を中心にして』岩田書院、1999.12
- 『史料で読む部落史』現代書館、2009.3
共編著[編集]
- 『ハンセン病講義 学生に語りかけるハンセン病 第2版』(熊本学園大学付属社会福祉研究所社会福祉叢書)大野哲夫,花田昌宣共編、現代書館、2013.5
- 『水俣病と向きあった労働者の軌跡』(水俣学ブックレット)花田昌宣,井上ゆかり共著、熊本日日新聞社、2013.6