小野寺拓也

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小野寺拓也(おのでら たくや、1975年- )は、ドイツ史学者、東京外国語大学教授。

人物[編集]

東京出身。麻布高等学校卒、1998年東京大学文学部西洋史学科卒、2008年同大学院人文社会系研究科博士課程満期退学。2010年「イデオロギーと「主体性」 第二次大戦末期ドイツ国防軍兵士の野戦郵便」で文学博士。2020年東京外国語大学世界言語社会教育センター講師、22年同総合国際学研究院准教授、24年教授。専門はドイツ現代史。

著書[編集]

  • 『野戦郵便から読み解く「ふつうのドイツ兵」 第二次世界大戦末期におけるイデオロギーと「主体性」』(山川歴史モノグラフ)山川出版社、2012.11

共著[編集]

翻訳[編集]

  • 『兵士というもの ドイツ兵捕虜盗聴記録に見る戦争の心理』ゼンケ・ナイツェル, ハラルト・ヴェルツァー [著], みすず書房、2018.4
  • 『ナチズムは再来するのか? 民主主義をめぐるヴァイマル共和国の教訓』アンドレアス・ヴィルシング, ベルトルト・コーラー,ウルリヒ・ヴィルヘルム編, 板橋拓己共監訳、慶應義塾大学出版会、2019.6
  • 『第三帝国 ある独裁の歴史』ウルリヒ・ヘルベルト [著],角川新書、2021.2
  • 『史録スターリングラード 歴史家が聞き取ったソ連将兵の証言』ヨッヘン・ヘルベック著,半谷史郎共訳、人文書院、2025.1