小澤酒造
ナビゲーションに移動
検索に移動
小澤酒造(おざわしゅぞう)は、東京都青梅市に本社がある酒造メーカーである。
概要[編集]
1702年(元禄15年)創業の歴史のある酒造メーカーである。現社長は23代目当主で、甲斐の武田家家臣の一族の末裔である。武田家の滅亡後、武田の残党は、甲州から柳沢峠を越え、多くは多摩川の下流に移り住んだ。 小澤家はそのひとつであるが、金山奉行であった先祖の軍資金を基に武州澤井村に移り住んで酒造りを始めたと言われる。当初は山の植林から始めたという。家紋が井桁に武田菱であるのは、そのためである。元禄時代の元禄蔵が残る。酒蔵の裏に現在でも仕込水が湧く洞窟の横井戸がある。
直営施設[編集]
付近に軽食が取れ、酒やわさび漬けなどおみやげの買い物ができる「清流ガーデン澤乃井園」[1]、ゆば料理の「ままごと屋」[2]、豆腐料理の「まめ楽」[3]は直営店である。
澤乃井[編集]
澤乃井の銘柄で知られる。そのほか蒼天、東京蔵人、蔵守、凰などがある。
美術館[編集]
付近に小澤酒造が運営する建築家の吉田五十八が設計した「玉堂美術館」[4]がある(「澤乃井櫛かんざし美術館」は休館中)。