大YAMATO零号
		
		
		
		
		
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大YAMATO零号(だいヤマトぜろごう)とは、松本零士原作のOVA作品及び同作に登場する架空の宇宙戦艦の名称である。
概要[編集]
宇宙暦3199年、太陽系を含むA(アー)銀河に資源・エネルギーなどを狙って4つの銀河から敵艦隊が襲来。壊滅的な被害を受けたA銀河の最後の希望として大YAMATO零号が旅立つという内容。
当初は1970年代に放送されて人気を博した宇宙戦艦ヤマトシリーズの新作として予定されていた。しかし松本零士と西崎義展の間で起きたヤマトシリーズの著作権を巡る裁判で、西崎側勝訴(後に和解)の判決が出されたため、ヤマトシリーズの新作としては発表できず、企画を大きく変更してテレビアニメ『大銀河シリーズ 大ヤマト編7vs7(仮)』として発表された。しかしテレビアニメも放映に至らず、これを再構成したOVAが大YAMATO零号である。
OVAはDVD全10巻を予定していたが、実際に発売されたのは3巻までで、制作済みだった4・5巻は発売に至らなかった。しかし2007年(平成19年)に発売済みの1~3巻と未発売の4・5巻をまとめたDVDボックスがリリースされている他、レンタルDVDもリリースされている。
登場キャラクター[編集]
大YAMATO零号クルー[編集]
- オズマ・ソウジ
- 声 - ささきいさお
- 艦長。
- ムーア・L・プロスター
- 声 - 銀河万丈
- 副艦長。
- デンゼル・スピアー艦長
- 声 - 諸角憲一
- 艦長補佐。
- オキ・シンマ
- 声 - 浪川大輔
- 大YAMATO零号発進後に無理矢理乗り込んできた若い男。かつて轟沈した「しらぬい」のクルー唯一の生き残り。
- ホンゴウ・ユキ
- 声 - 皆口裕子
- 化学分析班所属の女性クルー。名前は生前松本作品に憧れていた附属池田小事件で犠牲になった女子児童の一人に由来する。
- イグァ・トシゾウ
- 声 - 黒田崇矢
- 化学分析班長兼監視班長。ロボット共に暮らす都市のカレルノイド地区出身。
- ダイチ・ヒロシ
- 声 - 野島健児
- 航海長。
- サカイ
- 声 - 吉水孝宏
- 雷撃隊司令。
- 白雪(ビャクセツ)
- 声 - 鈴木麻里子
- 化学分析班所属の女性。イグァと出身が同じで、彼の補佐的立ち位置。
- タネガシマ
- 声 - 斎藤志郎
- 医技検長。
登場メカ・勢力[編集]
- 大YAMATO零号
本作の主役艦で太陽系地球軍に所属する戦艦。艦内は研究室や格納庫が無数に存在し、良い言い方をすれば運用次第で幾らでも改良の可能性を秘めている、悪い言い方をすれば中身がない。
- メタノイドラッケン
- A銀河へ侵攻してきた4つの敵勢力の一つ。母星のエネルギー源となるマントル源泉がブラックホールの大量発生で失われつつあり、その補給のために他の銀河へ侵攻を開始した。
- 影の艦隊
- A銀河へ侵攻してきた4つの敵勢力の一つ。動力エンジンのエネルギー源を目的に攻め込んできた。
- 白亜帝艦
- A銀河へ侵攻してきた4つの敵勢力の一つ。大気を目的に攻め込んできた。
- メタノイドインセクター
- A銀河へ侵攻してきた4つの敵勢力の一つ。コスモメタルを目的に攻め込んできた昆虫系の宇宙人。
- ガイラー要塞
- 7つの銀河を制したと言われる総統ガイラーが乗る超巨大要塞。