大澤一郎
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大澤一郎（大沢一郎、おおさわ いちろう、1891年6月8日ー1972年6月14日）は、建築設備工学者。
人物[編集]
愛知県出身。1914年早稲田大学理工学部建築学科卒、16年同機械工学科卒、即時早大建築学科助教授、芝浦工業大学教授、日本大学教授、1947年関東学院大学教授。1968年「建築設備工学研究所（現大沢記念建築設備工学研究所）を設立。1960年「日本建築設備発達史論」で早大工学博士。1965年勲四等旭日小綬章受勲。
著書[編集]
- 『工業予習数学』帝国工業教育会、1917
- 『初等工業数学講義』帝国工業教育会、1919
- 『直ぐ間に合ふ新案住宅図集』帝国工業教育会、1920
- 『中空壁ノ熱伝導』(国際建築協会パンフレット）国際建築協会、1925
- 『アーチテクチュアーリーダー』帝國工業教育會、1929.12
- 『便所の設計と設備』(クロモシーリズ)三省堂、1932.6
共編著[編集]
- 『実用配景図法』今和次郎共編、帝国工業教育会、1920
- 『大沢・桜井建築衛生工学』桜井省吾 共著、早稲田大学出版部、1925
- 『実用工業数学講義』桜井省吾共著、汎工社、1925
- 『煖房換気工学』桜井省吾共著、丸善、1926
- 『台所便所湯殿及井戸』桜井省吾共著、汎工社出版部、1927
- 『建築機械設備』桜井省吾、山際満寿一共著、丸善、1932
- 『設備工学講座』全5巻、小林陽太郎共編、共立出版、1958
- 記念論文集
- 『橄欖の若葉かざして 建築設備工学のパイオニア・大沢一郎』大沢一郎先生生誕百年記念会 編集・企画、関東学院大学燦葉建築設備会、1992.5