営団地下鉄日比谷線中目黒駅引上線衝突事故
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営団地下鉄日比谷線中目黒駅引上線衝突事故(えいだんちかてつひびやせんなかめぐろえきひきあげせんしょうとつじこ)とは、営団地下鉄日比谷線中目黒駅で発生した衝突事故である。
概要[編集]
中目黒駅構内の引き上げ線ポイント上で、出庫中の営団3000系電車の後ろから3両目付近の側方に、入庫中の東武2000系電車が突っ込む形となった。引上線での衝突事故のため乗客への被害は無かった。
直接的な原因は東武2000系電車側に乗務の運転士の第2入換信号見落としであるが、従前は本線停止目標位置の第1入換信号で制御していたものを、折り返し時間を短縮して線路容量を増やすために入出双方向同時進入を許容し第2入換信号まで進出するよう改めたが、そこは引上線内としてATC防護を行わなかったから、支障限界まで10mしかなく、誤って過走したら停められる余地がなかった。
従って本線ATC導入線区ではあるがATC設備設置下の事故ではなかった。
後日は各社とも重要な引上線内にも次第にATS/ATCが設置されるようになった。
脚注[編集]
出典[編集]
外部リンク[編集]
鉄道での事件・事故 |