吹田総合車両所
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吹田総合車両所(すいたそうごうしゃりょうしょ)は、JR西日本が運営する車両基地・車両工場で、大阪府吹田市目俵町1-1に所在する。所属はJR西日本近畿統括本部で、主に関西圏を走行する車両の検査・修繕・改造を担っている。
沿革[編集]
この車両所の前身は鉄道省吹田工場 であり、1921年11月1日に開設された。1933年には電車修繕を開始した。1987年の国鉄分割民営化に伴い、施設はJR西日本が継承した。2012年6月1日、車両検修部門の再編が行われ、「吹田工場」から現在の 吹田総合車両所 へ改称された。
業務[編集]
吹田総合車両所では、JR西日本の通勤電車・近郊型電車を中心とした車両の定期検査、全般検査、改造工事、更新工事が行われている。また、本所だけでなく複数の支所・派出所と連携し、広範囲の車両整備を担当している。
施設[編集]
構内には検修庫、工場棟、車体移動用のトラバーサーなど、車両の大規模修繕に必要な設備が整備されている。施設は老朽化対策として順次更新が進められており、最新設備の導入も行われている。
イベント[編集]
吹田総合車両所では、一般向けの公開イベントが開催されることがある。例として、車両展示・クレーンによる車体吊り上げ実演・トラバーサー実演などを含むイベント「すいそうフェスティバル」が実施された例がある。