可知日出男

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可知 日出男(かち ひでお、1953年12月17日 - )は、東京都中野区生まれの日本アーティスト早稲田大学第一文学部卒。フルートクラリネットサックスファゴットオカリナリコーダー、中阮、バラフォンの楽器演奏者、また、歌手作詞作曲家として、アーティスト活動をしている。「アート☆アンサンブル★グリーン」を主宰。日本劇作家協会所属。

略歴[編集]

1972年、早稲田大学高等学院卒業、早稲田大学第一文学部入学。
1973年、芸能山城組入団。NHK世界の音楽」、テレビ朝日題名のない音楽会」等に出演。
1973年~77年、ミュージカル「長征」「ウォルト・ホイットマン物語」や交響詩等の実験的作品に参加。
1974年、ケチャラーマーヤナ物語」全曲初演・芸能山城組創流(立ち上げ)に参加。
1978年、(株)村松フルート製作所入社。
1980年〜89年高田馬場:(株)東京ミックにて勤務。管楽器販売・調整・指導の業務を担当。
1990年1月、「アンサンブル★グリーン」を立ち上げる。
1993年9月、なかのZERO開館記念イベント「バンド博覧会」を行う。
同年11月「区民の第九」コンサートの実行委員長を担当。中野区民交響楽団第4代団長・中野区民合唱団初代団長を務める。
1994年~2000年、「なかのZERO音楽祭」(全9回)を主宰。作曲家・小林美香テンプレート:要曖昧さ回避に委嘱した「ブレーメンの音楽隊」「注文の多い料理店」「はだかの王様」「魔術」等の音楽物語作品を複数発表する。
2001年9月、本拠地を東中野から中野区上高田に移す。たき火の歌など、上高田少年合唱団など、中野区上高田発祥の伝統を生かした、地域コンサートを開催。
同年、静岡芸術劇場グランシップにて、「日本民謡坂越達明となかの組バンド」として、実験的作品「パンク秋田音頭」等を発表。
「AEGK/アート☆アンサンブル★グリーン」主宰。リサイタル50回を超える。
丸山繁雄や大野エリ(Jazz-Vocal)、演劇倶楽部『座』の壌晴彦(演劇的あり方・発声)にも指導を受ける。
"なかのZERO"開館記念音楽祭で活躍。「区民の第九」「区民ミュージカル」「Popular & Jazz」などの演奏や運営中心者であった。
尚美学園講師の室生春率いる「室生春カンパニー」の座付きミュージカル・オーケストラ「東京グリーン倶楽部オーケストラ」の主宰・指揮・演奏を数年にわたって担う。
日本民謡の坂越達明と、バンドと日本民謡・民族合唱の研究発表を行う。
近年は、「新宿ミノトール音楽祭」を主宰、斑尾JAZZフェス連続出演。川崎アリーナ式典にて「君が代」歌手として4回歌唱(2002年、2004年)、名歌手「ひまわり娘」の復活クリスマスデイナーコンサートでサポートの編曲・バンド演奏。
2010年1月より「なかのZERO地下ギャラリー展/NakanoZeroArt」を主宰。2022年1月に第10回の記念展覧会。

影響を受けた人物 [編集]

渡辺貞夫日野皓正ジョン・コルトレーンアルバート・アイラーマヘリア・ジャクソン、エジソン、シュバイツァー。

師事した人物 [編集]

山城祥二芸能山城組)、田口利定、大蔵康義、山本忠、田中雅仁、菅原眸、中川良平、ミラン・トルコヴィッチ、ブライアン・ポラード、宮本大路、小宅珠実丸山繁雄大野エリ壌晴彦演劇倶楽部『座』)。

CD製作 [編集]

  • 「世紀を越えて~ローザ・パークスに捧ぐ」(2枚組・ライブ録音)2005年
  • 「Life is A Time」(2枚組/ライブ録音)2007年
  • 中野・野方Wiz「20周年記念コンサート」(公開録音)2010年
  • ベルリン祈りのコンサートに捧ぐ「Rivital-Japan①②」2012年3月11日
  • 栗田よしひろ作品集「恋のフィナーレ・ポケット・地球!かけがえのないあなた(ああ、宇宙船地球号!)」
  • 中野芸能小劇場会場録音「さくら・一衣帯水・愛の讃歌・Danny-Boy」日本の春とアジアの平和(我が心の歌)を謳う~

東北復興支援活動[編集]

2011年9月より、宮城県石巻市岩手県釜石市福島県いわき市を中心に「東北復興支援活動」を定期的に行っている。活動内容は、楽器店の店舗修復及び楽器修復、仮設住宅集会室などでの音楽演奏、歌唱指導。

  • 2012年3月11日福島県いわき市『キャンドルナイト「希望のあかり」~希望を灯そう 未来を照らそう~』出演。
  • 2012年10月より、カリタスジャパン釜石ベースを拠点とした、被災地ボランティアで活動。

外部リンク[編集]