反射炉ビヤ
ナビゲーションに移動
検索に移動
反射炉ビヤ(はんしゃろビヤ)は、静岡県伊豆の国市にあるマイクロブルワリー、およびそこで醸造されているクラフトビールの銘柄名。
概要[編集]
幕末期に幕臣で伊豆韮山代官だった江川英龍は、1840年(天保11年)に韮山反射炉を現在の伊豆の国市に作らせた[1]。韮山反射炉は現存しており、2015年には世界遺産にも登録されている[1][2]。その「韮山反射炉」の名を冠したマイクロブルワリーであり、クラフトビールである[2]が、世界遺産登録よりも反射炉ビヤの立ち上げは早く[3]、1997年4月に設立されている。
代表銘柄[編集]
伊豆を代表する歴史上人物の名前から銘柄名が採られている[2]。
- 太郎左衛門(だろうざえもん)
- 江川英龍の通称、江川家の代々の当主の通称である江川太郎左衛門に因んだ名前[2]。
- イングリッシュ・ペールエール[2][3]。
- 早雲(そううん)
- 戦国大名の北条早雲に因んだ名前。
- アメリカン・ペールエール[3]。
- 頼朝(よりとも)
- 源頼朝に因んだ名前。
- 黒ビール[2](ブラウンポーター[3])。
- 大吟醸政子(だいぎんじょうまさこ)
- 源頼朝の正妻・北条政子に因んだ名前。
- 大吟醸酵母を用いているビール[3]。
賞歴[編集]
- WORLD BEER AWARDS 2023(イギリス)
HANSHARO BEER STAND[編集]
HANSHARO BEER STAND(はんしゃろ びや すたんど)は反射炉ビヤが直営するビールスタンド[1]。
伊豆長岡駅近くに位置し、8タップのクラフトビールを常時呑める[1]。
歴史[編集]
日本では1994年に酒税法が改正され、ビール醸造免許の取得に必要な年間の最低醸造量が大幅に緩和され、日本全土で小規模な醸造所(マイクロブルワリー)がいくつも設立されることになった。反射炉ビヤも、この規制緩和によって誕生したマイクロブルワリーの1つである。
韮山反射炉周辺の観光事業を行っている株式会社蔵屋鳴沢は観光資源の1つとしてブルワリー(ビールの醸造所)の設立を思いつく[3]。韮山では明治時代まで造り酒屋も営まれており、1990年代の観光ブームの際に「韮山にも地ビールを」というのは自然な流れでもあった[3]。
脚注[編集]
- ↑ a b c d 「伊豆パノラマパーク&ニュー八景園&韮山反射炉」『東京から行く!日帰り絶景さんぽ2026』 JTBパブリッシング、2025年、20-21頁。ISBN 978-4533166945。
- ↑ a b c d e f 友田晶子 「反射炉ビヤ」『ツウになる! ビールの教本』 秀和システム、2018年、142頁。ISBN 978-4798054704。
- ↑ a b c d e f g 友清哲 「世界遺産の傍らで職人魂を発揮 本格志向の「反射炉ビヤ」に酔いしれる」『日本クラフトビール紀行』 イースト・プレス、2016年。ISBN 978-4781680194。
- ↑ “World Beer Awards 2023 Winners World's Best Kölsch” (英語). 2026年3月31日確認。
外部リンク[編集]
- 伊豆韮山のクラフトビール 🍺 反射炉ビヤ - 蔵屋鳴沢
- 反射炉ビヤ(@hansharo_beer) - Instagram