勇気100%

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勇気100%とは、1993年5月13日に初発売されたNHKEテレの長寿アニメ「忍たま乱太郎」のテーマ曲。

概要[編集]

初発売時は光GENJIの楽曲。オリジナルアーティストは光GENJI。以降現在まてバージョンを変えながら7組のグループによって歌い継がれている。作詞者=松井五郎、作曲者=馬飼野康二。表記法は、「勇気100%/光GENJI」。

オリジナルキーはニ長調(D)。途中のCメロでは、主調の短3度下のロ長調に転調している部分がある。イントロは、ヘ長調(F)から始まっている。イントロは全12小節あり、イントロの範囲を、曲の順序を示すリハーサルマークで表すと、1~8小節が「Intro.1」、9~12小節が「Intro.2」。キーの表記法は、「ヘ長調(F)→ニ長調(D)→ロ長調(B)→ニ長調(D)、主調はニ長調(D)」。放送が始まったのは1993年。

楽曲構成の順序は、イントロ→Aメロ→A'メロ→Bメロ→サビ→間奏1→Aメロ→A'メロ→Bメロ→サビ→間奏2→主調の短3度下に移調されたBメロ→ラスサビ。

「勇気100%」の歌唱メンバーには、赤坂晃、内海光司、大沢樹生、佐藤敦啓、佐藤寛之、諸星和己、山本淳一が出演。

光GENJIの「勇気100%」は、J-POPの中で一番なじみ深い名曲で、J-POPでのランキング1位の名曲である。

カラオケ音源は、オリジナル音源のうちの「マイナス・リードヴォーカル・カラオケ」。

歌詞の内容の意味[編集]

「勇気100%」の意味は、「勇気を全力で発揮」という意味で、100%の力を持つ子供たちで、「乱太郎、きり丸、しんべヱ」の3人は全力少年である。忍術学園を舞台に、乱太郎、きり丸、しんべヱの三人を中心に活躍する。

1番のAメロの内容は、当時は、まだまだ、成功より失敗ばかりで、うまくいかなくて、相手に負けて、目標を達成できなくても仕方ない。まずは、特定の相手の笑顔を見つける必要がある。一生懸命やり遂げて、最終的に成功して勝つようにする。そこから思い描くのは、青春世代で、青春世代が思い浮かぶのは、青春世代のタレントはアイドル、青春世代の女の顔や姿は女の子、というように、それらの様子が自然と連想される。「青春」の意味は、成長する段階の時期である若い世代で、子供~子供っぽく感じる顔のことを指す。つらいときは孤独でいることに慣れてもおかしくないため、誰かがそばにいるといっている。その次に続く部分は、つらいときこそ、夢は大きくならず、つまらない気分で、夢を描いたり、挑戦するわくわく感がなくなる。明るい未来、将来の夢に向かって、みんなの夢がつまってるかのようなわくわく感を持った気持ちで、冒険の旅に出て、初めてのことを経験し、新たな発見をしていく。

サビは、曲のタイトルの意味が描かれており、乱太郎、きり丸、しんべヱ、3人とも一緒につながったまま、全力の勇気や根性を持って、挑戦し、自分の周りにいた仲間を含め、友情を形作り、友達同士でどのように活動、経験するのかを通していく。相手が恋しい、相手のことが気になるというように、世間の人たちを思い、好きな人を抱きしめる気持ちや、相手を喜ばせたいという気持ちで、勇気を全力で発揮していく。人生は、たとえ孤独でいることに慣れても、つらくても一生懸命で、自分の力で頑張って勉強を続け、内容全体を見るなど、新たな知識を増やし、多くの経験を積み重ね、全力でやるべきことをやり切るしかなく、かろうじて苦難を乗り越えるべきである。自分らしい輝きを信じて、いつまでも大切にしていたい。

2番の歌詞では、壁にぶつかり、躓いて転び、挫けたり、試行錯誤したり、無意識に人を傷つけたり、挑戦に失敗する様子が描かれており、このままでは、相手・仲間より遅れて追いつけないことの焦りや劣等感、勝ち負けや競争の経験の中での不安や失敗が感じられる。しんべヱが乱太郎やきり丸よりも劣等感・失敗が多いという場面に当たる。人生で、今まで経験をどれだけ重ねてきたことがわかれば、この選択に後悔することは無い。じっとしていては、孤独でいることに慣れ、次のときめきが始まらず、同じことをしても向かいたい方向性には進めない。「昨日飛べなかった空」の意味は、単独では言葉の意味がわかりにくいので、具体的には、昨日まで、思い通りにいかなくて、挑戦に失敗して、相手に負けたことを表している。気を取り直して、今のうちに何かを変える努力をして、勇気を出して挑戦すれば、目の前にチャンスが見えてくる。かろうじて苦難を乗り越えるために、つらいことや過去のことを振り切り、泣いたり振り向いている場合は無く、涙を拭いている場合も無く、感情にとらわれずに前進し、飛び込む勇気を持ち、自分らしく、どこまでも駆けてゆくのである。

夜になると、世間の雰囲気は、孤独が感じられ、切なく、物悲しい雰囲気で、ヒンヤリする様子だけど、新しい朝が待っているから、明日は今日より明るく輝かしく、素晴らしい日になる。孤独や悲しみは一時的なものであり、実際は、離れていても、つながっていたいと気持ちや、みんな笑顔で一緒に頑張ろうという印象が描かれている。過去のつらいことなどを振り切り、孤独でも悲しみから立派に立ち上がり、夢と希望、愛、孤独、つらさ、悲しみを乗せて、つらくても一生懸命で、新たな夢、明るい未来に向かってまっしぐらに走り出す。

吹奏楽編曲[編集]

吹奏楽編曲版では、実音のキーは、オリジナルキーより全音低く、「ハ長調(C)→イ長調(A)→ハ長調(C)、主調はハ長調(C)」になっている。吹奏楽編曲版の音源は、「演奏者:東京佼成ウインドオーケストラ、編曲者:前田憲男」。

カバーしたアーティスト[編集]

  • 大城美友
  • Ya-Ya-yah
  • NYC
  • Hey! Say! JUMP
  • 辻希美
  • はいだしょうこ
  • Sexy Zone
  • 長友彩海(番組「AKB48のアニソンカラオケ大音楽祭」にて)
  • 竹内美宥(番組「ネ申テレビSP?」にて。AKBグループ オーディションの歌唱審査?)
  • 大西桃香+濵咲友菜(=AKB48のチーム8?)
  • 沼倉愛美
  • 天才てれびくん(元天才てれびくん?)
  • テツandトモ=中本哲也&石澤智幸

音域データ[編集]

  • オリジナル(光GENJI)…最低音:D2(約146.83Hz)、最高音:F#3(約369.99Hz)

外部リンク[編集]

関連項目[編集]