分離動詞
ナビゲーションに移動
検索に移動
分離動詞とはドイツ語における動詞の一種である。
概要[編集]
anrufen(電話する)やaufstehen(起きる)のように普通の動詞の前に前置詞で使われるようなもの(分離前綴り)がくっついた、その元の動詞に意味を付け加えるような働きがある。
用法[編集]
- 現在形での用法
現在形では、分離前綴りは文末に移動する。
- Ich rufe ihm an
- 私は彼に電話する。
- 過去形での用法
元の動詞が人称変化し、分離前綴りは後末に移動する。
- Er sah gestern fern.
- 彼は昨日テレビを見た。
- 現在完了形での用法
分離前綴りと動詞の間にgeを差し込めば良い。ただし元の動詞が不規則変化をする場合はその不規則変化に従う必要がある。
- Wir haben nach Köln angekommen.
- 私たちはケルンに到着した。
似たようなもの[編集]
ハンガリー語では、分離動詞に似たような形態が存在し、普通動詞に接頭辞を付加することによって意味を付け加えるというようなものがある。これは分離動詞同様に接頭辞が分離して、文の後方に移動することがある。この場合は、文中のある特定のものにフォーカスがある場合(強調)に分離する。
- elmegy(出かける)
- Hova mész el?
- どこへ出かけるのですか?
- Parkba megyek el.
- 公園へ出かけます。
太字は強調しているもの。