冷たい犬

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冷たい犬(つめたいいぬ、カルターフント、ドイツ語: Kalter Hund)は、ドイツの菓子。「焼かないケーキ」の一種。

東ドイツでは定番のおやつであった。市販品もある。

概要[編集]

ココアパウダーとココナッツオイルを混ぜてチョコレートソースを作り、ビスケットクッキーと交互になるようローフ型に入れて、冷やし固めたケーキである。

2019年10月にテューリンゲン州ロンネンブルクで約93000枚のクッキーを使用した全長994.9メートルの「冷たい犬」が作られた。これが「最長の」冷たい犬と認定されている。

名前の由来[編集]

元々は「Kalter Hunt」と呼ばれていた。「Hunt」は「トロッコ」の意であり、外観がトロッコに似ていることから名づけられていたが、同音の「Hund(フント、)」に置き換わった。そのため「冷たくて結露した外観が犬の濡れた鼻面に似ているから」「断面が犬の鼻面に似ているから」という命名理由が伝えられることもある。

歴史[編集]

1920年代にハノーファーの焼き菓子メーカー「バールセンBahlsen)」が自社のビスケットを用いて作るチョコレートケーキをレシピを発表したのが、この菓子の起源である。1960年代になって家庭に冷蔵庫が普及するまでは、地下室で冷やして作っていたことから「地下室ケーキ(Kellerkuchen)」とも呼ばれていた。

類似する菓子[編集]

同様の菓子は各国にあり、それぞれ異なる名前が付けられている。

外部リンク[編集]