偉大なるゼオ
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「偉大なるゼオ」(いだいなるゼオ)は、手塚治虫の短編漫画。
概要[編集]
『少年サンデー』(後の『週刊少年サンデー』、小学館)昭和39年10号に掲載された読み切り漫画である。扉ページを含めて全18ページ。
あらすじ[編集]
山中で百万年前に作られた巨大ロボットが発見される。そのロボットを東京へ搬送していたが、巨大ロボットは突然に動き出し、「ゼオ」と叫びながら高速道路や鉄道を破壊する。自衛隊による砲撃を受けてもビクともしない巨大ロボットに、大臣は郊外へおびき寄せて、戦闘機による攻撃作戦を計画する。その一方で、巨大ロボットが破壊した高速道路や鉄道には欠陥工事や劣化があることが判り、近い将来に事故が起こっていただろうと予測されることが判明する。さらには巨大ロボットには人間の心を読み取る能力があることも判る。自分の悪意を見抜かれることを恐れた大臣は、巨大ロボットへの攻撃を命じる。巨大ロボットは、反撃することなく攻撃を受け破壊される。破壊された巨大ロボットが飛び散った場所には冬も枯れない花畑となった。
外部リンク[編集]
- 偉大なるゼオ - 手塚治虫公式サイト