人質による強要行為等の処罰に関する法律

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人質による強要行為等の処罰に関する法律(ひとじちによるきょうようこういとうのしょばつにかんするほうりつ)とは、日本法律の一つ。通称は人質強要行為処罰法

概要[編集]

日本赤軍によるダッカ日航機ハイジャック事件が契機となって制定された法律で、人質をとって第三者へ金品や逃走手段の要求、逮捕勾留された犯罪者の訴追権の放棄・受刑囚の釈放などの強要行為を罰する。

処罰される行為[編集]

  • 人質強要罪
6ヶ月以上10年以下の懲役。未遂でも処罰される。
  • 加重人質強要罪
5年以上の懲役または無期懲役
ハイジャックで人質をとり、この罪に該当する場合は10年以上の懲役または無期懲役。
  • 人質殺害罪
無期懲役または死刑。未遂でも処罰される。
  • 国外犯
加重人質強要罪、人質殺害罪は全ての国外犯が処罰される。