京阪本線萱島駅パンタグラフ破損事故
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京阪本線萱島駅パンタグラフ破損事故
日付 | 2018年(平成30年)7月30日 |
時間 | 8時頃 |
場所 | 京阪本線萱島駅 |
死者 | 0人 |
負傷者 | 0人 |
原因 | 記録的猛暑の影響で架線が延びてたるみ、パンタグラフが過剰に上昇して金具に接触したため |
京阪本線萱島駅パンタグラフ破損事故(けいはんほんせんかやしまえきぱんたぐらふはそんじこ)とは、京阪本線萱島駅で発生したパンタグラフ破損事故。
概要[編集]
大阪府寝屋川市の京阪本線萱島駅で、停車中の列車(1000系7両編成)のパンタグラフが変形しているのが見つかった。送電を停止して、破損したパンタグラフをロープで固定し、送電再開後に守口市駅まで回送して折り返して寝屋川車庫に回送中に、西三荘駅 - 門真市駅間で破損したパンタグラフと架線が接近してショートし、今度は守口市駅 - 大和田駅間で停電が発生した。これにより、この区間を走行していた3本の列車が駅間で停止した。このトラブルで、3本の列車は停電したためエアコンも停止し、車内にいた乗客22人が体調不良などを訴えた[1]。この影響で、京阪本線・鴨東線・中之島線が約4時間にわたり運転を見合わせた[2]。京阪電気鉄道が原因を調べたところ、この年の夏の連日にわたる記録的猛暑の影響で架線が延びてたるみ、パンタグラフが過剰に上昇して金具に接触したためと見られる[3]。
脚注[編集]
出典[編集]
- ↑ “7 月 30 日に京阪線で発生した車両トラブルの原因について” (PDF) (プレスリリース), 京阪電気鉄道株式会社, (2018年8月3日) 2021年11月28日閲覧。
- ↑ “京阪電鉄車両トラブル 乗客22人体調不良で搬送 大阪”, NHKニュース, (2018-07-30), オリジナルの2018-07-30時点によるアーカイブ。
- ↑ “京阪電鉄の車両トラブルは猛暑の影響”, NHKニュース, (2018-08-03), オリジナルの2018-08-04時点によるアーカイブ。
外部リンク[編集]
鉄道での事件・事故 |