ヴァン湖鉄道連絡船
(ヴァン湖フェリー航路から転送)
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ヴァン湖鉄道連絡船とはトルコ南東部のヴァン湖のタトヴァン桟橋からヴァン桟橋まで運航されるトルコ国鉄が運行するフェリー路線である。
概要[編集]
ヨルチャトゥ=タトヴァン線と孤立路線のヴァン=スフィヤン線を結ぶために設定されている旅客及び貨物航路である。最初は1971年から1976年にかけて建造された、1日あたり1500tの貨物を運ぶ9〜10両ほどの貨車を積載できるフェリー4隻で運行されていた。現在はスルタン・アルパルスラン号とイドリス-イ・ビトリシ号の2隻が運航されており、1日あたり10500tの貨物を運ぶ50両ほどの貨車が積載可能である。この航路はトルコとイランを鉄道で接続するための重要な役割がある。
運航[編集]
タトヴァン桟橋(タトヴァン駅)とヴァン桟橋(ヴァン・イスケレ駅)を4〜5時間かかけて運航される。悪天候時などには運休となる。