ロッシーニ風
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ロッシーニ風(ロッシーニふう、フランス語: Rossini)とは、フランス料理の一種で、フォアグラとトリュフをふんだんに用いた料理を指す[1]。
名称は19世紀に活躍した作曲家・ジョアキーノ・ロッシーニの姓に由来するとされる[1]。
概要[編集]
牛フィレ肉を用いたトゥルヌド・ロッシーニ(牛ヒレ肉のロッシーニ風)が有名である[1][2]。
ジョアキーノ・ロッシーニは作曲だけではなく、美食家でもあり、音楽界を引退してからは、高級レストランの経営や著名人を招いて自分で考案した美食と音楽のサロンを開いたりと、美食の探求に人生を捧げた人物でもある[1]。
料理の例[編集]
ロッシーニ自身がレシピを考案したものではないが、「ロッシーニ風」とうたわれる料理は40種類以上あり、前菜、スープ、メインディッシュなどさまざまな料理がある。以下に例示する。
- トゥルヌド・ロッシーニ(tournedos Rossini) / 牛ヒレ肉のロッシーニ風
- バターでソテーした厚い牛フィレ肉にフォアグラをのせて、スライスしたトリュフをちらし、ソース・ペリグー[3]をかけた料理。
- 注入マカロニ ロッシーニ風(maccheroni siringati alla Rossini)/ カネロニのロッシーニ風(Cannelloni alla Rossini)
- フォアグラとトリュフのソースをカネロニやマカロニの穴の中に注入した料理。
- ヴルーテ・ロッシーニ(velouté Rossini) / ロッシーニ風クリームスープ
- チキンクリームスープにフォアグラのピュレを加えた料理。
- ロッシーニ風リゾット(risotto alla Rossini)
- フォアグラと牛タンを加えたリゾット。
- ロッシーニ・バーガー
- パテに牛肉とフォアグラを使用し、トリュフをソースに使用したハンバーガー。