ロックマン (ゲーム)

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

ロックマンとはカプコンが発売したゲームのことである。

概要[編集]

このゲームは1987年12月17日ファミリーコンピュータで発売された横スクロールアクションゲームである。

Dr.ライトが開発したロボットであるロックマンが主人公で、妹にはロールちゃんがいる。 ゲームの目的はライト博士が開発したロボットを奪い、悪用している科学者・Dr.ワイリーを倒して世界を救出することである。

今作は有名なロックマン2以降とは違う要素が多く、例としては

  • 最初から選べるステージは6つのみ。
  • セーブ不可、パスワードも存在しない。
  • ワイリーステージ挑戦時のマップ表示がない。
  • ジャンプのレスポンスが悪い。
  • ロックマンが滑りやすい。
  • ロックマンのノックバックが大きい
  • E缶が存在しない。
  • スコアの概念がある。
  • 落下時間が長くなるほど落下速度が速くなっていく。また、リフトやマグネットビームに乗っている間も落下中判定である。つまりどういうことかというと、リフトやマグネットビームから落ちると超高速で落下する。この挙動を理解していないと思わぬ落下死が起こる可能性が存在するため、注意が必要である。

などが挙げられる。

ボスと特殊武器[編集]

ロックマンシリーズの醍醐味といえばボスを倒すと入手できる「特殊武器」と言っても差し支えないだろう。特殊武器は使用回数に制限があるものがほとんどであるものの、攻略においてはロックバスター(最初から所持しているデフォルト武器。画面内三発で威力1。)と比べて明確に活躍できる場所がある。中にはロックバスターがほぼ不要になるほど強力な特殊武器や、全くと言っていいほど使えない産廃特殊武器も存在している。

以下が初代ロックマンのボスと対応する特殊武器の一覧である。

  • カットマン:ロックマンシリーズにおいて唯一のロックバスターで3ダメージが入る紙耐久のボス。時折投げてくるカッターも垂直ジャンプで容易に躱せるため、ロックマンシリーズ全体でみてもかなり弱く、今作で最初に攻略するボスとしてお勧めできる。
    • ローリングカッター:消費1で貫通するカッターを投げる武器。火力は中々なもので敵を貫通し、更に大型の敵に対しては連続ヒット…の音だけがする。今作の仕様の都合上、一体の敵に対してローリングカッターは連続ヒットしないのである。また、投げる際の隙が大きいのにも注意が必要である。総じて初期のステージの攻略に向いた特殊武器である。
  • エレキマン:カットマンとは打って変わって威力10かつ躱しにくい電撃を放ち、素早く動く難敵。ただこちらからもローリングカッターで大ダメージを入れれるため、ローリングカッター使用時は短期決戦となる。また、ロックバスターではエレキマンを嵌めることができるものの、嵌め技はかなり難しめであるため、このゲームに慣れてからロックバスターで挑戦することをお勧めする。
    • サンダービーム:消費1で貫通するビームを撃つ武器。火力が非常に高い上に貫通性能もあり、岩も破壊可能でワイリーステージの難敵イエローデビルに有効と今作においてとにかく優遇されている特殊武器。画面内一発のみかつ発射時に処理落ちが発生することに注意すればこの武器でかなり無双できる。
    • マグネットビーム:消費2で長押しすると伸びる足場を発射する武器。エレキマンステージに置かれている特別な特殊武器でスーパーアームで岩をどけて入手するか、サンダービームで岩を壊して入手することとなる。足場を出せるという武器の性能上他の武器では飛ばせないギミックを飛ばすことができるようになるため、獲得しておくとかなり楽に攻略できるようになる。
  • アイスマン:このボスも威力10の氷を発射してくるがあちらと比べパターンが単純で、集中力勝負となる。かなり有効なサンダービームがあればノーダメージクリアも楽であるが、ロックバスターで倒すのが一人前のロックマンプレイヤーといったところだろう。
    • アイススラッシャー:消費1で貫通し敵の動きを止める氷を発射する武器。この武器自体には火力はなく、他の武器と切り替えて敵の動きを止めている間に攻撃するのが主な使い方である。主な活用場所としては有効な武器が少ないビッグアイやこの武器で凍らせれる火柱などが存在しており、攻略時は少なからずお世話になるだろう。
  • ファイヤーマン:威力の高い炎を次々と遠くから飛ばしてくるボス。初見だと中々厳しいが、追いかけながら戦ったりアイススラッシャーを使用したりすると一気に楽になる。また、ジャンプボタンと攻撃ボタンを着地毎に同時に押すことで嵌めることも可能である。
    • ファイヤーストーム:消費1で炎の弾と攻撃型バリアを放つ武器。炎は中々な威力で、サンダービームに対してはバリアである程度敵の体当たりを防げるという差別化ができる…のだがバリアは弾を防げず、スカりやすいという心もとない性能である。とはいえバリアは無いよりはまし。総合的にみるとピッケルマンを一撃で倒せたりとそこそこ強いので積極的に使っていこう。
  • ボンバーマン:様々な軌道の爆弾を投げてくるボス。画面端に追いつめられるとダメージを高確率で受けてしまうため、ボンバーマンとは適切な距離感を保ちつつ戦闘していくのがよいであろう。ファイヤーストームを着地に対してポンポン当てていくとかなり楽に倒せる。
    • ハイパーボム:消費2で爆弾を投げる武器…なのだがロックマンシリーズ屈指の産廃特殊武器である。その性能は起爆まで2.5秒もかかる上に空中に飛ばせず、空中の敵に対してはほぼ攻撃できない接触起爆しないと散々なものである。そのうえ弱点ボスのガッツマンに対しても起爆に時間がかかりすぎて微妙と人によっては1mmも使い道がない特殊武器となっている。
  • ガッツマン:地震攻撃や岩攻撃を行ってくるボス。着地の瞬間にジャンプしないと動けなくなり、流れで岩を食らってしまう。また、このボスの弱点であるものの起爆が遅いハイパーボムだと、起爆前に爆弾から離れられてしまう可能性があるため注意が必要である。ただパターン自体は単純であるため、今作で最初に攻略するボスとしてお勧めできる。
    • スーパーアーム:消費2で岩を投げる武器…なのだがその岩の供給元は特定のステージにある岩のみ。更に岩がないと一切攻撃できないという致命的欠陥が存在しており、存在意義はかなり薄い。ハイパーボムと比べるとCWU-01Pに有効だったりマグネットビームを回収できたりするが、岩を壊せるサンダービームでも代用できてしまう(一応サンダービームで獲得するには再入場必須ではあるが…)。以上のことからロックマンシリーズ屈指の産廃特殊武器である。

関連項目[編集]