マハーポーシャ

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株式会社マハーポーシャとはPC/AT互換機の自社組立てパソコンホワイトボックスパソコン)を販売するパソコンショップを経営していた他、飲食店うまかろう安かろう亭を経営していたオウム真理教の関連会社である。またマハーポーシャの名前は同社が運営するパソコンショップ及び同店で販売されるパソコンのブランドとしても使われていた。

概要[編集]

パソコンショップとしてのマハーポーシャは東京南青山秋葉原大阪でんでんタウン京都名古屋大須商店街・札幌にあった。

独特のリズムの掛け声を交えたチラシ配り、他社と比較して大幅な安値でパソコンを販売したことで有名。オウムの手掛けた事業の中ではかなりの優良事業であり、公安調査庁の調べでは年間売上70億円、年間純利益20億円に迫っていた。

マハーポーシャの業務はオウム信者の修行という名目であり、事実上タダ働きさせることが可能であったために人件費がほぼかかっておらず、パソコンを安価で販売しつつ、10億円単位の純利益を生み出す事が出来ていた。なおユーザーサポートはあまり良くなかったらしい。

宣伝活動[編集]

秋葉原ではパソコンを模した帽子をかぶった信者による派手なビラ配りが行われ、秋葉原を訪れる者の間で一種の名物となっていた。ビラ配りの際には独特のリズムの掛け声を交えて行っていた。

最盛期にはPR冊子「THE COMPUTER!」を配布していた。広告ページに宗教的な独自ブランド名を付したパソコンの宣伝がある以外はパソコン関連のニュース、Microsoft Windows操作のノウハウ、漫画などが掲載されていたごく普通の冊子であったという。