マナ (イルカ)

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マナ (2023年7月25日 - 2025年8月1日) は、和歌山県太地町太地町立くじらの博物館で飼育されていたメスのマダライルカである。

概要[編集]

2023年7月25日に同館で生まれた。体長は164cm、体重は64kgであった。マダライルカは神経質で飼育環境になれるまでに時間がかかるとため飼育が難しいとされ、国内での繁殖例は少なく、同館ではマナが初めてだった。翌月の8月から同館の海洋水族館「マリナリュウム」で両親とともに一般公開され、愛くるしい姿が人気だった。2024年12月に発熱、2025年5月からむくみなどが現れた。7月27日から餌を食べなくなり、治療を続けてきたが、2025年8月1日午前6時過ぎに死んでいるのが確認された。2歳没。飼育日数は738日で、飼育下で繁殖したマダライルカの国内飼育日数の最長記録を更新した[注釈 1] [注釈 2]

注釈[編集]

  1. マダライルカの「マナ」が死ぬ 国内最長の飼育記録 和歌山・くじらの博物館 (Wayback Machineにアーカイブされた産経新聞によるヤフーニュース記事) https://web.archive.org/web/20250804033951/https://news.yahoo.co.jp/articles/347f64c5373a4a58d12d9f00690a9338bba1c0bd
  2. 神経質で飼育が難しいマダライルカ、国内飼育日数最長の雌「マナ」死ぬ…738日生存 (Wayback Machineにアーカイブされた読売新聞によるヤフーニュース記事) https://web.archive.org/web/20250804034724/https://news.yahoo.co.jp/articles/5a5e316628d4306cf88ffccdcb94043ba40e4e69