ボーア磁子

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ボーア磁子とは電子磁気モーメントの基本的な単位であり、電子が原子核の周りを軌道運動する際に生じる磁気モーメントの最小の量を表す。記号は、単位はJ/Tで表される。1913年ルーマニア物理学者ステファン・プロコピウが発見し、その2年後にデンマークの物理学者のニールス・ボーアが発見した。そのため、ボーア=プロコピウ磁子とも呼ばれる。

定義[編集]

ボーア磁子の導出[編集]

ボーア磁子は以下のように求められる。

  • =電気素量
  • =換算プランク定数
  • =電子の質量

数値[編集]

ボーア磁子の数値は以下のように定義されている。

関連項目[編集]

  • 磁気
  • 核磁子 - 核子(陽子、中性子)における磁気モーメント