VOICEVOX
VOICEVOX | |
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開発元 | Hiroshiba |
プログラミング言語 |
TypeScript、Vueなど GitHub参照 |
ライセンス | GNU LGPL(FOSS版) |
対応言語 | 日本語 |
種別 | 合成音声ソフトウェア |
公式サイト |
公式サイト GitHub |
料金 | 無料(FOSS版) |
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VOICEVOX (ボイスボックス、ヴォイスヴォックス) は、合成音声ソフトウェアのひとつ。プロプライエタリ版と自由/オープンソース版がある。
概要[編集]
音声合成ソフトウェアの一つであり、ディープラーニングによる声のイントネーションの微調整も可能であるという特徴もある。
また、プロプライエタリながら利用規約に従って使用する限りは商用・非商用問わずに無料で利用できるという強みがあり、多くのユーザを獲得する要因にもなっている。また、コアとなるプログラム部分はオープンソースとして公開されていることも特徴の一つである。2024年には歌唱機能もリリースされている。
ただ不利な点といえば、イントネーションのパターンが少なく、英文がほぼ全く読めないところである。
OSS版[編集]
VOICEVOXにはホームページで公開しているプロプライエタリ版のほか、該当部分を除去したFOSS(自由/オープンソース)であるOSS版が提供されている[1]。もともとはOSS版で開発されており、キャラクター要素が追加されたものがVOICEVOX製品版として公開されているものである。
これは、キャラクター自体のライセンスがFOSSのライセンス(特定分野に対する利用禁止など)と相性が悪いことに起因している。また、OSS版を使用していても使用する音声ライブラリは別のライセンスとなっていることもあるため、使用時はライセンス関係をよく理解しておく必要がある。また、VOICEVOXのキャラクターによってもライセンスが異なっていることもある。たとえばずんだもんであればクレジット表記をしない場合は1キャラクター毎に40万円(税別)のライセンス契約が必要となっているほか、青山龍星においては利用元が企業(企業から委託を受けた個人や個人事業主も含む)である場合は使用に際し事前申請が必要である。
名称[編集]
VOICEVOXという名称はVOICEとVOXのかばん語であり、VOICEは英語で、VOXはラテン語で声という意味がある。
この名称にした理由は「いろんな声が入る箱みたいなソフトウェアにしたいという思いから」であるとのことなので、VOXには箱 (BOX) の意味も込められているとみられる。
声のバリエーション[編集]
- 四国めたん
- ずんだもん
- 春日部つむぎ
- 雨晴はう
- 波音リツ
- 玄野武宏
- 白上虎太郎
- 青山龍星
- 冥鳴ひまり
- 九州そら
- もちこさん
- 剱崎雌雄
- WhiteCUL
- 後鬼
- No.7
- ちび式じい
- 櫻歌ミコ
- 小夜/SAYO
- ナースロボ_タイプT
- ✞聖騎士 紅桜✞
- 雀松朱司
- 麒ヶ島宗麟
- 春歌ナナ
- 猫使アル
- 猫使ビィ
- 中国うさぎ
- 栗田まろん
- あいえるたん
- 満別花丸
- 琴詠ニア
- Voidoll
- ぞん子
- 中部つるぎ