ホワイトタイガー

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伊豆アニマルキングダムのホワイトタイガー

ホワイトタイガー英語: White tiger もしくは bleached tiger 学名:Panthera tigris tigris var)とは、ベンガルトラ白変種である。

概要[編集]

体毛は、白色かクリーム色の地に黒の縞模様がある[1]。肉球と鼻はピンク色である[2][1]

白くなった理由は、氷河期の時代は、体が白いと保護色になるためで、この時代の遺伝子がたまたま出てきたのがホワイトタイガーである[3]

そのためアルビノではなく、目はアイスブルーである[3][1]

普通のベンガルトラとホワイトタイガーの違いは、色のみであり、生態などはベンガルトラ同じで、交配もできる[2]

白色となる遺伝子は体毛が黄色となる通常の遺伝子と比べて劣性であるが、ホワイトタイガーとホワイトタイガーの掛け合わせでは、ホワイトタイガーが生まれる。ホワイトタイガーと通常のベンガルトラとの掛け合わせでもホワイトタイガーが生まれることもある。ホワイトタイガーと通常のベンガルトラとの掛け合わせ、劣勢の白色となる遺伝子を持つ通常のベンガルトラ同士の掛け合わせから、ごくごく稀に隔世遺伝でホワイトタイガーが生まれることもある。

「スノーホワイトタイガー」と呼ばれるホワイトタイガーは、全身が雪のように白く、縞模様は茶色である。スノーホワイトは、数十匹しか確認されておらず、生まれる確率は10万分の1である。

全身が白で、縞模様がない「ピュアホワイトタイガー(pure white tiger)」というホワイトタイガーもいる。ピュアホワイトタイガーは、世界で2頭しかいない。

人間との関係[編集]

1950年代にインドで発見されたホワイトタイガーが最後の野生種とされており、以降、野生のホワイトタイガーは発見されていない。

インド北部や中東部に数等だけ生息していたが、現在は飼育下でしか見ることが出来なく[1]、世界には約250頭、日本国内には30頭しかいない[4]

インドでは、白ゾウ、白ウシとともに神聖な生き物とされていた[5]

2018年10月8日に鹿児島市平川動物公園でホワイトタイガーに襲われ、動物園の職員が死亡したという事件が起きた[4]

飼育下では、近親交配が行われており、通常のトラよりも寿命が短いことも多い。

血統[編集]

現在、飼育されているホワイトタイガーは以下の3つの系統に分類できる。

  • Mohan - インドで発見されたホワイトタイガー
  • Tony - アムールトラとベンガルトラとの異種交配によって生まれたホワイトタイガー
  • Orissa - インド野生由来の父ホワイトタイガーと娘ホワイトタイガーとの交配により生まれたホワイトタイガー

Mohan[編集]

1951年、インド中部で発見され、捕獲されたホワイトタイガーの雄の子ども。なお、いっしょにいた母トラと兄弟姉妹の子トラたちは通常のトラだったため、殺害されている。

成長したMohanは、通常のベンガルトラと交配したが、生まれた子どもは、全て通常色のトラだった。その後、MohanとMohanの娘を交配し、1958年に飼育下で初事例となるホワイトタイガー、オス1頭、メス3頭を出産した。

世界で飼育されているホワイトタイガーの多くがMohan系統だと推測されている。

Tony[編集]

1972年にアムールトラとベンガルトラを交配して誕生した。

Orissa[編集]

1980年にインド東部オリッサ州で野生のベンガルトラを父娘間で交配させたところホワイトタイガーが生まれた。

脚注[編集]

関連項目[編集]