ペトロヴァラディン要塞とはセルビアの都市ノヴィ・サドのドナウ川右岸に位置する要塞である。
かつて中世の建造物があった場所にオーストリアによって1692年から1780年にかけて建設された。これはオスマン帝国との国境が近くその脅威に対抗するために建設された。第一次世界大戦ではサラエボ事件による嫌悪感によるセルビア人やバルカン半島戦線やイタリア戦線の捕虜が収容され、第二次世界大戦では武装SSの司令部がおかれた。
ペトロヴァラディン要塞はその優位性からドナウ川のジブラルタルと呼ばれている。
この要塞は文化遺産に指定されている。