Progressive House
Progressive House (プログレッシブ・ハウス) とは、EDMのジャンルの一つ。ハウスの一種。
概要[編集]
「Progressive」は「徐々に」などの意味を持つ英単語であり、徐々に曲のレイヤーが増えていくハウスがこのProgressive Houseに分類される。1990年代初期に発足したと思われ、現在になっても親しまれている。
Progressive HouseはCommercial Houseと同じように洗練されたメロディーラインが特徴であり、シンセサイザーの音が多用される。BPMは120~128ほどであり、安定している。
Progressive Houseの定義[編集]
Progressive Houseの中にもいくつか種類があり、その種類によって定義が異なる。
初期の流行[編集]
初期に発足したProgressive Houseのスタイルは、基本的に5分以上と長く、ビルドアップが長くどんどん進展していく様子を楽しむジャンルであった。中には10分を超える長さの曲もあり、当時はProgressive House=長い曲というイメージが一般的に定着していた。
この初期に発足したProgressive Houseは2010年代初期までのトレンドであり、20年近く続いた。
2010年代の流行[編集]
2010年代には、これまでのProgressive Houseとは一線を画すような雰囲気のProgressive Houseが流行した。まず、短いものは3分程度と割と短く、長いものでも6分程度となった。だが、5~6分のProgressive Houseも前まで流行ったProgressive Houseとは少し異なり、最初のビルドアップとバースが分離しているということが挙げられる。
これまでに流行ったProgressive Houseでは、ビルドアップとバースの境界線が曖昧だったが、この時期に流行ったものは境界線がはっきりとしている。そのためビルドアップをカットしやすく、5~6分のものもカットされて3分程度になるものも多かった。
この時期に流行ったProgressive HouseはYouTubeの動画などで活用され、Progressive Houseの黄金期と呼ばれた。特にNoCopyrightSoundsでリリースされたProgressive House曲が人気を博し、中には1億再生を超えるものもあった。なお、この時期に流行ったProgressive Houseは「Festival Progressive House」という別名もついている。
2020年代の流行[編集]
2020年代には、これまた一線を画すようなProgressive Houseが流行っている。まず、2分ほどの長さのものが多く、これまでと比べ短いものが多かった。また、2010年代と異なり、シンセサイザーのメロディよりもピアノのメロディが多くなった。
また、前と比べるとチルっぽくなり、現代的になったわけだが前よりは流行はせず、多く再生された曲は少ない。