プラズマ結晶とは特定の条件下で、ダストプラズマ中に形成されるものである。この過程では、プラズマ中に帯電したダスト粒子が規則的なマクロ的な格子状の配列をする。
このように、プラズマ結晶は固体の特性を最も基本的なレベル、すなわち運動レベルで研究することを可能にする。これは。それぞれの粒子の運動を観察することで、融解や凝固といった基本的な過程を研究できることを意味する。1994年に実験室で発見されて以来、プラズマ結晶への関心は理論的にも実験的にも非常に高まってきており、この分野での論文数は飛躍的に増加している傾向にある。