ブースターケーブル

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ブースターケーブルとは、自動車バッテリートラブルでエンジン始動が出来なくなった車両をを救援するためのカー用品である。ホームセンターやカー用品店で購入できる。

概要[編集]

現代の自動車のほぼ全てがセルモーターによってエンジンを始動させるが、セルモーターを動かすには一定量の電気が必要になる。電気は車載バッテリーから供給されるが、このバッテリーが弱っている(バッテリー上がり)とエンジンを始動できなくなる。そのような時にバッテリー状態が健全な別の車両のバッテリーから電力を供給し、エンジンを始動させるのがブースターケーブルである。

形状はワニ口クリップのついた2本1組の電線で、プラス極用は赤色、マイナス極用は黒色に塗られている。

注意[編集]

ブースターケーブルを用いてエンジンを始動する際、電力を供給する側にハイブリッドカー電気自動車は使用できない。極めて莫大な電流が流れて故障車の電気系統が破壊され、完全に再起不能になる。

ブースターケーブルで電力を供給してエンジンが始動したら数十分~1時間程度はエンジンを停止させない。またエンジンが始動したからといってすぐに走りには出ず、ヘッドライト・フォグランプ・ルームランプ・エアコン・ワイパー・ウインカー・カーオーディオ・カーナビ等の電装機器を使用せずにそのまま止めおくことが望ましい。