ブッキラによろしく!

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

ブッキラによろしく!』は手塚治虫のコメディ妖怪漫画作品。

週刊少年チャンピオン』(秋田書店)にて1985年4月26日号から同年7月26日号まで連載された。全13話、単行本は全2巻。

日本テレビの『24時間テレビ』で放映されるテレビスペシャルアニメ『悪魔島のプリンス 三つ目がとおる』(1985年8月25日放映)の製作で手塚治虫が多忙となったことにより、連載は途中終了の形で未完に終わっている。

あらすじ[編集]

女性タレント根沖トロ子はセリフは噛む、生放送中にカップラーメンを喰う、演技力は大根で、精神年齢は幼児並み。それなのに東西テレビはトロ子を起用し続ける。

これには何か訳があるに違いないと考えた三流ルポライターのロックこと間久部緑郎は東西テレビのスタジオに乗り込むが、そこで全裸にネクタイとルーズソックスの小鬼のような妖怪に襲われる。その小鬼は、テレビ局に取りつく妖怪・ブッキラで、様々な怪奇現象を引き起こすのだが、トロ子と恋人関係にあるため、トロ子がいる時だけは怪奇現象を起こさないので、東西テレビは怪奇現象を防ぐためにトロ子を番組に出演させていたのだった。

各話[編集]

  1. なぜ13号スタジオ 1985年4月26日号
  2. 夜明けのデート 1985年5月3日号
  3. ルポライターはつらいよ 1985年5月10日号
  4. 最初のなぐりこみ 1985年5月17日号
  5. ブッキラのなぞに挑戦 1985年5月24日号
  6. 研究所上を下へ 1985年6月7日号
  7. 猿の手 1985年6月14日号
  8. 猿の手(つづき) 1985年6月21日号
  9. ピアノイドの家 1985年6月28日号
  10. ピアノイドの家(つづき) 1985年7月5日号
  11. 呪いの100円玉 1985年7月12日号
  12. 迷子島の囚人 1985年7月19日号
  13. 迷子島の囚人(つづき) 1985年7月26日号

関連項目[編集]

外部リンク[編集]