ファイアーエムブレム 万紫千紅
『ファイアーエムブレム 万紫千紅』』(ファイアーエムブレム ばんしせんこう、英語: Fire Emblem: Fortune's Weave)は、任天堂より2026年に発売の発表が行われたNintendo Switch 2専用のゲームソフト。ファイアーエムブレムシリーズの1作である。
発売までの経緯[編集]
任天堂の配信映像「Nintendo Direct 2025.9.12」で発売予定である旨が広報された[1]。
公開されたPVに「英雄の遺産」「紋章」といった過去作の『ファイアーエムブレム 風花雪月』で用いられた用語などがみられることから、設定の関係性が取りざたされた。その後、2026年6月9日の「Nintendo Direct 2026.6.9」において2026年9月17日発売予定である旨が広報されると共に『風花雪月』で設定されていた「ダグザ」が舞台となることが発表された[2]。
2026年8月4日23時から公開された「FE万紫千紅 Direct 2026.8.4」において、これまで「主人公」として紹介されていた4人のキャラクター以外に、「真の主人公」の存在とこの「真の主人公」がプレイヤーの分身である旨が公開された[3]。
あらすじ[編集]
ダグザ暦1454年。冥界の王たる魔神バロールが率いる亡者の軍勢によって世界は滅びに瀕していた。「はじまりのもの」ソティスはイシュマールを目覚めさせ、バロールの討伐を命じる。
しかし、バロールの軍勢は手強く、イシュマールは女神フォトナの力を借りて5年前に時を遡り、死すべき運命にあった者たちの死を回避し、バロールを討つ同志として集める。
ダグザ暦1449年。眠るダグザ大帝に代わり帝国を統治する
大剣闘祭の優勝者には、神威法王の名において何でも1つ望みが叶えられるという。帝国全土からそれぞれの思惑で大剣闘祭への参加者が殺到する。そんな中にカイ、ディートリヒ、セオドラ、レダの4人がいた。仲間を集め、「クラン」を結成し、大剣闘祭へと挑んで行く。4人は自分が死に行く運命にあることは知らない。
システム[編集]
兵種[編集]
本作では、キャラクターの兵種によって使用可能な武器が限定されている[4]。例えば「猟兵」は剣と弓が使用でき、「兵士」は剣、槍、斧が使用できる[4]。また、移動範囲も兵種によって異なる[5]。
初級職[編集]
全5種類。
- 闘士
- 武器の扱いに長ける。
- 飛駝兵
- 移動範囲が広い。
- 兵士
- 剣、槍、斧が使用できる。
- 呪い師
- 魔法が使える。
- 猟兵
- 剣と弓が使用できる。
中級職[編集]
10種以上。
- アーチャー
- 弓の扱いに長ける。
- 騎甲駝兵
- 軽騎兵
- 騎兵。
- 剣士
- 剣の扱いに長ける。
- シャーマン
- 黒魔法の扱いに長ける。
- 重装歩兵
- 防御力に優れるが、魔法攻撃には弱い。
- 敵に先制攻撃された際には守備が増強されるスキル「後攻守備」を持っている。
- 戦車兵
- 直線上の敵をまとめて攻撃できる。
- 天翼兵
- 障害物を飛び越えることができる。移動範囲が広い。
- プリースト
- 白魔法の扱いに長ける。
- ブリガンド
- 斧の扱いに長ける。
- ローグ
上級職[編集]
- ウァテス
- 黒魔法の達人。
- 黒魔術で攻撃した際に命中率が向上する。
- ウォーリアー
- 斧の達人。
- ガーディアン
- 槍と白魔法を得意とする。
- カタフラクト
- 攻撃力と防御力のどちらも優れる。
- シドー
- 剣の達人。
- 剣で攻撃した際の必殺率が向上する。
- スナイパー
- 弓の達人。
- 戦象兵
- 巨大な象に乗って戦う。
- ドラグーン
- 飛竜(腕が翼になっている、一般的なファンタジーではワイバーンに分類される)に乗って戦う。
- バーディンガー
- 精鋭騎兵。
- ビショップ
- 白魔法(HPの回復魔法)を使用した際に回復量が通常より増える。
- フォレストナイト
- ヘヴィアーマー
- より強固な鎧を身に着けた重装歩兵。
- 敵に先制攻撃された際には守備が増強されるスキル「後攻守備」を持っている。増強される数値も重装歩兵より大きい。
武器[編集]
武器には以下の5種類が設定されている[4]。
過去作にあったような「槍は剣に強く、斧は槍に強く、剣は斧に強い」といったような「三すくみ」構造は採用されていない[6]。
各武器には「耐久値」が設定されている[6]。『風花雪月』と違い、通常使用(攻撃)では耐久値は減らず、「特技」を用いたときのみ耐久値が減る[6]。
- 剣
- 癖のない武器。
- 槍
- 騎兵、飛駝兵などに大きなダメージを与えることができる。
- 斧
- 命中率は低いが、大きなダメージを与えることができる。
- 籠手
- 敵の攻撃を回避するのに優れる。
- 銃器のような籠手もある。
- 弓
- 射程が2マスあり、射程1マスの剣槍斧籠手からの反撃を受けないが、射程1から攻撃されると反撃が出来ない。
- 飛行する相手に大きなダメージを与えることができる。
魔法[編集]
「呪い師」などの兵種は「魔法」での攻撃が行える[4]。魔法には使用回数の制限がある[4]。射程は1マス~2マスであり、剣槍斧籠手、弓のいずれから攻撃を受けても(一撃で死亡していないならば)、反撃が行える。
基本システム[編集]
大剣闘祭において試合の開催日付までは一定の期間が設けられている。対戦相手の戦力も事前に知らされる。こういった情報をもとに、ダグシオンを拠点とし、外に広がるワールドマップで、クランの戦力アップを図ることをプレイヤーには課せられる。この間をどう過ごすかはプレイヤーの任意である。
- 闘技場
- 週に1度、クランの仲間の訓練が受けられる。
- 自クラン以外が試合を行って居る場合は、その対戦模様を観戦して戦術などを研究することもできる。
- 露店街
- 武器や道具の購入、素材を集めることで武器の強化も行える。
- 神殿
- 週に1度、奉仕活動を行える。これによって「神の加護」が使えるようになる。
- 神の加護の効果には、ステータスの一時的な上昇やや被ダメージの半減などさまざまなものがある。
- 資格試験
- 合格したキャラクターは新たな技能を習得したり、兵種を獲得できる。
- 技能や兵種によって、必要な能力はさまざま。要求される能力値に多少足りない程度ならば、確率的に合格することもある。
- クエスト
- 街の人からさまざまな依頼を受ける。期日までに依頼を達成すると報酬がもらえる。
- スカウト
- ダグシオンに滞在している猛者を仲間にできる。さまざまな条件があり、1度断られた場合でもそのキャラクターの好みの品を贈プレゼントしたり、食事に誘ったりすることで関係を深めれば仲間に加えることもできる。
- 宿屋
- 宿泊や食事ができる。ターンを消費することで、おまかせ育成や素材の収集なども可能。
- 親密になったキャラクター同士のイベントシーンが見られることもある。
- とまり木
- 別の真焔将のストーリーに切り換えることが可能。
- 浴場
- ストーリーを進めると使えるようになる施設の1つ。『風花雪月』では蒸し風呂だったが、本作では入浴である。ただし、湯着は着用している。
方尖塔の間[編集]
ダグザ暦1454年の世界において、女神フォトナが用意した特別な場所。
この時代のダグシオンは冥界に呑まれつつあるが、方尖塔の間には亡者の気配がない。
「狐」、「獅」、「狼」、「鷲」という4つの方尖塔(オベリスク)があり、触れることでこの時代では死んでいる4人の5年前、ダグザ暦1449年の様子を見、過去の歴史に干渉することができる。ゲーム的には操作キャラクターがイシュマールから4人の真焔将の1449年時点に切り替わる。
また「未来への扉」からは、バロールとの戦いに臨むことができる[6]。
登場人物[編集]
主人公[編集]
- イシュマール[3]
- 声:松岡禎丞 / 井上麻里奈
- パッケージ画などでは4人の真焔将たちの中心に描かれる男女。「真の主人公」とされる。
- ダグザ帝国を滅ぼそうとする魔神バロールを討伐するため、ダグザ暦1454年に女神ソティスによって「禁断の地」にて召喚された。通常の人間とは異なる特別な肉体を持ち、強大な力を持つ。
- 外見はトロイア曰く「自分の若い頃にそっくり」とのこと[7]。
- 女神「フォトナ」とともに5年前、ダグシオン大剣闘祭が開催中のダグザ暦1449年に時を遡り、下記の4人の戦士(真焔将)たちの死にゆく運命を改変して仲間として魔神バロールとの戦いへ連れていくことが可能。なお、誰も選択しないことも可能。
- 名前はデフォルトネームであり、変更が可能。また、ユニットの外観(性別)、肌の色、髪型、髪の色をそれぞれいくつかのパターンから選択することができ、組み合わせ総数は1000を超える。
真焔将[編集]
「ブレイズアーツ」という特殊な技を使うことができる。女神フォトナにより「運命を変えうる強大な力をもつ」「無限の可能性を持つ」と見出された者たち[8]。
いずれも大剣闘祭ののちに命を落とすことになるのだが、イシュマールが時を遡って運命を変えた結果、魔神バロールと戦う同志となる[8]。
ダグシオン内にある方尖塔(とまり木)を用いることにより、ゲームの途中でも4人それぞれのシナリオに変更することが可能となっている[3]。セーブデータは主人公(イシュマール)ごとの保存となっており、1つのセーブデータで4人それぞれを並行してプレイできる[3]。真焔将でプレイ中、他の3人の真焔将とダグシオンで会うこともあり、スカウトはできないものの会話は成立する{{R|GW
イシュマールの設定が公開されるまでは、この4人が「主人公」扱いとなっていた。
- カイ
- 声:山下大輝[4][9][8]
- リベイラ村で父・カストール、母親と暮らしていた家族思いの少年。元気いっぱいな15歳。
- 母親が大事にしていたペンダントを賊に盗まれ、取り戻したものの、ペンダントの宝石はカイの左手のひらに埋まってしまう[10]。
- 投獄された父を救うために大剣闘祭への参加を決意する。
- ワールドマップでは、野生の馬などをおびき寄せて「捕獲」して、飼育することができる[10]。また、ワールドマップ上には立ち入りができないエリアも設定されている[10]。
- 得意武器は槍。
- 二つ名は「魔眼」。方尖塔は「狐」。
- ブレイズアーツ:手のひらの宝石から「冥府の炎」を放ち、範囲攻撃を行える[6]。
- ディートリヒ[4][11][8]
- 声:日野聡
- フォドラ出身。「フォドラ十傑」と呼ばれるフォドラの英雄の末裔。家に伝わる「神殺しの剣」と呼ばれる魔剣アンスウェラーを携えている。妹がいる。こう見えて甘い物が好き。
- 乗っていた船が怪物に沈められ、ダグザ大陸に漂着。強者との闘いを渇望するディートリヒはダグザでも山賊や獣との戦いに明け暮れていた。大剣闘祭の話を聞きつけ、腕に覚えのある協力者を集めてダグシオンへと向かう。
- エスメラルダからは「綺麗な顔」と称される。
- 二つ名は「美影鬼」。方尖塔は「獅」。
- 個人スキル:殺意
- ブレイズアーツ:マップ上で移動後に更に3マス先にまで転移が出来る[10]。3マスは障害物を超えることもでき、転移後に攻撃も行える[6]。
- セオドラ[4][12]
- 声:高山みなみ
- サラミス王国の若き女王。任務により王都を離れていたセオドラが王都に帰ってみると、父王は暗殺者に殺害され、自身の右腕も切り落とされてしまった。
- 統治者としての資質を持っており、自国の民の幸福を願う。サラミス王国で信仰されている死の女神の名誉を取り戻し、自国の民の信仰と異国の平和を守り抜くことを願って、歴戦の家臣を引き連れて大剣闘祭に参加する。
- 臣下のボナパルテからはサラミス王国の世継ぎ問題も心配されているが、セオドラ本人は「自分を負かすような男以外は婿に迎える気はない」とのこと。なお、トビヤス曰く「そんな奴、サラミスにはおらん」[10]。
- 伝説の英雄が振るったとされる「マハマドゥの槍」を携える。
- 「軍団兵」を募ることができる[10]。『風花雪月』では騎士団を配備することで誰でも使えた「計略」であったが、本作ではセオドラのみが「計略」を使用できる[10]。ワールドマップでは「派兵」によって素材集めなどが行え、サラミス王国へを送るなどの行動がとれる[10]。
- 二つ名は「破軍星」。方尖塔は「狼」。
- ブレイズアーツ:岩を投げつけることで、最大5マス離れた敵を攻撃できる[6]。
- レダ[4][13]
- 声:伊瀬茉莉也
- 楽器「ビウエラ」の一流奏者。ビウエラはギターにも似た6弦の楽器。現実にも同名の楽器は存在する。ゲーム中ではビウエラの演奏によって仲間ユニットの一時的な強化が行える。
- 表向きは明るくふるまうが、その実は下に記したように大きな闇を抱え持っている。
- 恩師が殺される前に書き残した「マードル文書」に名の記載されて人物たちを追跡し、復讐を続けていたが、その中に自分の父親・キジェルモを殺害した男いることを知る。父・キジェルモの仇を討つため、父の名誉を回復するために仇の男が参加するという大剣戦祭へ参加する。
- 剣と弓の両方を使いこなす。本名はレイリナーダ。
- 二つ名は「幽弦の奏者」。方尖塔は「鷲」。
- ブレイズアーツ:周囲にいる仲間の攻撃力を向上させる[6]。
救世軍[編集]
ダグザ暦1454年において、イシュマールが率いて、冥王バロールと対峙する軍勢。
- コウカ[14]
- 声:大津愛理
- フォトナを「禁断の地」へと案内し、イシュマールの誕生を手助けした女性。
- 過去に大きな罪を犯したという自覚を持っており、その「業」を償うため自分の身を犠牲にしてでも戦うことを決意している。
- イシュマールを(ダグザ暦1454年時点の)ダグシオンへと案内する。
- 強力な魔道の使い手。
- 個人スキル:朱き魔力 - 魔法攻撃の際に命中率が向上する。
- トロイア[7]
- 声:仲村かおり
- 救世軍に合流する女性老戦士。
- 歴代サラミス王やセオドラとも面識があり、幼いセオドラからは「オオババ」と呼ばれていた。
- トロイア専用の携帯火器「ツェルベルス」はゲームシステム的には籠手あつかいであるが、魔法のように1マス~2マスに攻撃が行える。
- 「ジョカ」出身でコウカとも面識がある。ジョカではゼノンに次ぐ高い地位にある。
クラン[編集]
クランはダグシオン大剣闘祭に参加する「チーム」のこと。
リベイラの風[編集]
カイのクラン。
- ティアラ・アウグスト[4][15]
- 声:河瀬茉希
- 15歳。カイの幼馴染の少女。眼鏡っ娘。
- 祖父は「軍師」であり、ティアラにも軍略の才能が引き継がれている。しかし、祖父はティアラが本を読むことを快く思っていなかったため、ティアラは祖父に隠れて大量の蔵書を全て読破し、様々な知識を身に着けた。ティアラ自身は祖父のことも好きである。
- ピーテル[16]
- 声:山本和臣
- カイと兄弟同然に育った少年。ティアラとも幼馴染。
- 視力がとても良く、弓の腕前も達人級なのだが、生き物を射るのは「かわいそう」と戦闘はむろん、狩りなども苦手。
- 個人スキル:狙い撃ち - 戦技を使用した際に、通常より弓の射程が伸びる。
- ウルタンド
- 声:稲垣好
- ダグシオンのアウロラ神殿に仕えている若い女性神官。カイたちが大剣闘祭への出場しにきた際の受付係として知り合う。
- 優しくて面倒見の良い性格をしており、カイを弟のように思って気にかけると共に手助けするようになる。
ラミーヌ一家[編集]
ディートリヒのクラン。特定の目的のもとに集ったわけではなく、成り行きで集まった[17]。
大剣闘祭へ出場した際には「ダマスカル王国の蛮族に扮した」と紹介される。
- ファビオ[4][18]
- 声:山口恵
- フォドラ出身で「セイロス聖教会」の宣教師。ディートリヒとは面識が無かったが、同郷ということでいっしょに行動するようになる。
- 理性的ではあるが、他人を「獣」呼ばわりして見下すこともある。
- 右目が斜視のようなキャラクターグラフィックが描かれており、公開された時には「めっちゃヤバい感じ」、「途中で裏切りそう」といったコメントがSNS上で散見された。その一方で、「美少年じゃないのが良い」といった肯定的な意見もある。
- エスメラルダ[19]
- 声:菱川花菜
- フィーナの漁村で暮らす漁師の娘。それほど体躯には優れていないが怪力を持っており、父シンザが遺した銛(システム上は槍の扱い)など、重い武装も軽々と使いこなす。
- ディートリヒのことは「ダーリン」呼び[20]。
- 『風花雪月』でディミトリが持っていた「ブレーダットの紋章」を持っている[10]。
- 個人スキル:怪力
- ミカエラ・オーガスタス[17]
- 声:平田宏美
- 「鉄血のミカエラ」の二つ名で呼ばれたこともある元女傭兵で、活躍ぶりはバッカニアも知っている。白兵戦を得意とする。また、テフを淹れるのも得意である。
- 一人娘の教育費を稼ぐためにダグシオンへやって来た。
- 個人スキル:歴戦の強者 - 敵と隣接していると攻撃の命中率が向上する。
メガエラの灯火[編集]
セオドラのクラン。セオドラが大剣闘祭に参加するにあたって身分の上下を問わずに猛者を希望し、ボナパルテが選定したメンバー。
- ボナパルテ[21]
- 声:鶴岡聡
- 先代王の頃からサラミス王国に仕えている男。眼帯着用。
- いかつい見た目をしているが、サラミス王国の歴史と知恵のすべてを記憶しており、詩吟が好きという賢将である。
- トビヤス[22]
- 声:利根健太朗
- セオドラを「お嬢」と呼ぶ男。ボナパルテからは「若い者にしめしがつかない」と「お嬢」呼びを止めるよう言われている[10]。
- 先代王の頃からサラミス王国に仕えている。その力と守備で数々の武功を打ち立ててきた。が、人の名前もなかなか覚えられない。ボナパルテと違って見た目通りの脳筋。
- ライサンダー[23]
- 声:柳田淳一
- サラミス王国の若き男性の騎士。叔父は現職の宰相を務め、父も王国の戦士として知られる名門の出身。忠義に厚く、実力も備えているが、家門に頼らずとも成果を挙げたいと勇み足になりがち。
- 個人スキル:加速 - 敵を倒す毎に「速さ」のステータス値が上昇する(そのマップ限り)。
- リリアン[24]
- 声:斉藤朱夏
- 若き女性の弓兵。弓の技量は高い。いわゆる守銭奴で、主君であるセオドラに対する言動もラフなため、ライサンダーあたりからは目を付けられている。大剣闘祭に出場し活躍するために雇われており、セオドラが外出する際の護衛の任は別料金と追加報酬を請うたりする。
- リリアンの家系は、かつては名門だったが内乱によって父が失脚している。
- 個人スキル:安全策 - 敵から反撃を受けない距離から攻撃した場合に、命中率が向上する。
薔薇の嵐[編集]
レダのクラン。
- バッカニア[25]
- 声:石井隆之
- 「バフォスの鬼熊」の二つ名を持つ[17]。
- レダの父・キジェルモに長年仕えていた武人で、レダの復讐の旅に付き従っている。レダを「姫」と呼ぶこともある。
- 斧を得意とする。
- シロッコ[26]
- 声:三浦勝之
- 吟遊詩人。「気まぐれな風」を自称する。
- 女神カーラを崇拝しており、美しい女性を見ると口説く。酒場にいたレダを美しいと声をかけたのが仲間になるきっかけとなる。
- 剣と魔法を使う。
- 個人スキル:風任せ
- ムウ
- 声:山口茜
- 母を探して旅するあどけなさの残る少女。
- 旅する中でのさまざまな危険から身を守るため、身なりや口調を男っぽくしている。が、初対面の商人などにも女の子と見られており、ムウを男と認識ているのはピーテルくらい。
- 籠手を用いる。経験が浅いため戦士としては未熟ではあるが、成長率高め。
- オリンピア
- 声:巽悠衣子
- カーラ神殿に仕える神官。レダのことはレイリナーダと本名で呼ぶ。レダより年上。レダがカーラ神殿に来てからは常にレダの後塵を拝し、レダが「カエルスの青薔薇」の称号を授かってカーラ神殿を去ったことで勝ち逃げの形となる。そのため、レダにライバル心を燃やす。
- 歌や芸術の才能に恵まれており、レダと同じく「カエルスの薔薇」の称号を授かるまでになっている。
- 白魔法の扱いに長ける。
- 個人スキル:負けず嫌い - 魔法攻撃の際に必殺率が上昇する。
その他のクラン[編集]
大剣闘祭に出場し、4人の真焔将公たちのクランの前に敵として立ちふさがる。
アラゴ精鋭部隊[編集]
- ネイサン[27]
- 声:金子誠
- アラゴ王国の将軍。王から賜った赤の鎧を着ており、緑騎士キリークとともに「アラゴの双璧」と呼ばれ、その勇名はダグザ中に知られる。
- 義に厚く、まっすぐな性格をしている。騎乗兵であり、槍を得意とする。
- キリーク[28]
- 声:金子誠
- 声:岩澤俊樹
- アラゴ王国の将軍。王から賜った緑の鎧を着ており、赤騎士ネイサンとともに「アラゴの双璧」と呼ばれ、その勇名はダグザ中に知られる。
- 皮肉屋であり、斜に構えた物言いをする。騎乗兵であり、剣を用いる。
炎の鬣[編集]
月の嘘[編集]
- タリムーン
- 声:三木眞一郎
- ダグザきっての大商人。
- 一見すると軽薄そうな雰囲気を漂わせている。
リナリアの朝露[編集]
- オルヘル
- 声:本渡楓
- 猫の仮面で素顔を隠す謎の祭司。
白鴉の花嫁団[編集]
- アナトリア
- 声:小笠原亜里沙
- 西方から来たとされる少女。クールでミステリアスな雰囲気に白い衣装ということで「神秘の花嫁」とも呼ばれる。
- 一人称は「僕」[10]。サラミス王国のセオドラは、「ダマスカルの末裔」ということで同胞と認識している[10]。
- 合理主義者。
スカウト対象[編集]
特定のクランには属しておらず、街中などにいるところを真焔将のそれぞれが声を掛けて、自身のクランに入れることができるキャラクターたち。
- アレキサンドラ
- イオ
- ウーシュラ
- 獣の紋章(モーリスの紋章)を持つ。
- キロイカ
- ゴライアス
- ソフィア
- ダンテ
- ディエゴ
- ナジャ
- ニネ
- ヌッツォ
- 個人スキル:部族の秘儀
- ヌディーヌ
- ノクチュラ
- ペペ
- ベンディッツ
- ヨーカイ
神[編集]
- ソレル
- 声:石井一貴
- 神威法王その人。人ではなく、ダグザの神の一柱である。司るものは「太陽」。
- お忍びで真焔将にクエストを依頼してくることもある。
- フォトナ
- 声:黒沢ともよ
- ダグザの女神の一柱。司るものは「運命」。
- 限定的ではあるが、運命を操作する力を持つ。この力はソティスから受け継いだもの。ゲーム的に言うと行動を最高でマップの開始時点まで巻き戻せる。ただし、外れた攻撃を巻き戻して、そのままもう1度攻撃しても必ず外れる。間に何か他の行動を挟めば状況が変わることもある。
- ダグシオンに神殿があり、奉仕活動をすると「加護」を授かることができる。
- スミルノス
- ダグシオンに神殿があり、奉仕活動をすると「加護」を授かることができる。
- 加護内容は魔法攻撃の命中率上昇、射程距離拡大、威力増強など。
- マーズ
- ダグシオンに神殿があり、奉仕活動をすると「加護」を授かることができる。
- 加護内容は物理攻撃の命中率上昇、敵を倒した際にHPの回復、威力増強など。
- アウロラ
- ダグシオンに神殿があり、奉仕活動をすると「加護」を授かることができる。
- 加護内容は物理防御力の上昇、魔法防御力の上昇、敵の「冥府の加護」など。
- 『風花雪月』には「アウロラの盾」というアイテムが登場する。効果は弓などの飛行特効の無効化。
- クレール
- ダグシオンに神殿があり、奉仕活動をすると「加護」を授かることができる。
- 加護内容は1ターンの間、武器の耐久度が減らなくなる、1ターンの間、敵フェイズでも自分が先制攻撃できるなど。
- ユ・ファス
- 死と夜を司る女神。サラミス王国では信奉されているが、他の地域では忌避されている。
- ソティス
- 声:黒沢ともよ[3]
- 「はじまりのもの」「神祖」とも呼ばれる大いなる存在。イシュマールを呼び出して、バロール討伐を命じた。
- ダグザ大帝
- ダグザの統治者。長期の眠りに就いており、役割はソレルが代行している。
- バロール
- 魔神。冥界の王。
その他[編集]
- セテス
- 声:子安武人
- 『風花雪月』の登場キャラクター。
- 本作では『風花雪月 無双』の回想シーンと同じく金髪で登場する。
- アンナ
- 声:世戸さおり
- ファイアーエムブレムシリーズにお馴染みのキャラクター。
- 各ゲームでいろいろな役割をもって同じような顔、同じ名前で登場しているが、同一人物というわけではない。
- ベラフィ
- 大剣闘祭の各試合において、出場クランの紹介を行うと共に、試合開始を宣言する。
世界設定[編集]
ダグザ[編集]
本作の舞台となる広大な大陸の名称であり、大陸を統治する帝国の名称でもあり[4]、建国王でもある神の名。ダグザ帝国は約1500年前に成立し、帝国の下に3つの王国が在る[4]。
ワールドマップでは、目的地への移動のほかに野菜といった「素材」の収集、ダンジョンの探索、他の街での買い物などが行えるが、移動には「ターン」を消費するため無限に行き来できるわけではない[10]。なお、メインクエストの期限日までにメインクエストの目的地に到達していない場合はゲームオーバーとなる[20]。
カイは騎乗動物の捕獲が行え、レダならば街での「興行」が行えるなど、操作している真焔将専用の行動もある[10]。
ダグシオン[編集]
ダグザ帝国の帝都の名称[4]。巨大な湖に囲まれており、人口は100万人を超す[4]。
上層、中層、下層に分かれており、操作している真焔将ごとに立ち入れる場所が異なる[10]。
ダグシオン大剣闘祭[編集]
ダグザ帝国を統治する神威法王・ソレルによって開催が宣言された闘いの祭典[4]。優勝者には神威法王がどんな願いもかなえてくれるとされる[4]。本作の真焔将4人は、それぞれの理由からダグシオン大剣闘祭に参加することになる。
サラミス王国[編集]
ダグザ帝国配下の王国の1つ[12]。王都は「メガエラ」[8]。
文字の使用が禁止されている[21]。
他の地域では忌諱されている死と夜の女神ユ・ファスを信奉する[8]。
アラゴ王国[編集]
ダグザ帝国配下の王国の1つ。
ブリザラント王国[編集]
ダグザ帝国配下の王国の1つ。
フォドラ[編集]
『ファイアーエムブレム 風花雪月』の舞台となった大陸(正確にはユーラシア大陸におけるヨーロッパ大陸のように、より大きな大陸の端)。ダグザ大陸とは海を隔てており、公的な交流は(少なくとも『風花雪月』のゲーム中の年代までは)確立されていない。
住民のほとんどが女神ソティスを崇める「セイロス教」という宗教を信仰している。「ソティス」の名は一般的には知られておらず、一神教ということもあり単に「女神」として知られる。
『風花雪月』では、ダグザからフォドラへの侵略戦争(ダグザ=ブリギット戦役)があり、一旦は上陸を許したものの最終的にダグザ軍は撃退されたことが語られている。
なお、「ブリギット」はダグザ大陸とフォドラ大陸の間にある諸島の名前で王国名でもある。ダグザ=ブリギット戦役ではダグザに従ってフォドラへ攻め込んだが、敗戦の結果、フォドラのアドラステア帝国に従属することになった。本作の全体マップ上でも海洋上にブリギット諸島の名が記されている。
テフ[編集]
嗜好品でもある飲料。テフの豆を射って、轢いて、荷出し煎って、挽いて、煮だして作る。現実世界で言うところのコーヒーである。英語版の音声、字幕ではそのままCoffee Beans(テフ豆)、Coffee(テフ)となっている。
フォドラ大陸は紅茶文化圏でテフ豆の栽培を行っていないこともあって「泥水のようだ」と好かれておらず、裕福で物好きな一部貴族がダグザからテフ豆を輸入して飲むに留まっている。
スタッフ[編集]
脚注[編集]
- ↑ “「ファイアーエムブレム 万紫千紅」発表。人々が熱狂する大剣闘祭を舞台にした新たなFEが,2026年発売”. 4Gamer.net (2025年9月12日). 2025年12月9日確認。
- ↑ “【FE新作】『ファイアーエムブレム 万紫千紅』発売日が9月17日に決定。4人の主人公や『風花雪月』とつながる世界設定が公開【Nintendo Direct 2026.6.9】”. ファミ通.com (2026年6月9日). 2026年7月19日確認。
- ↑ a b c d e “『ファイアーエムブレム 万紫千紅』真の主人公である“救世主(CV:松岡禎丞/井上麻里奈)”の存在が明らかに。5年前の過去に戻って4人の主人公たちの運命を変えろ【FE万紫千紅 Direct 2026.8.4】”. ファミ通.com (2026年8月4日). 2026年8月5日確認。
- ↑ a b c d e f g h i j k l m n o p q “『ファイアーエムブレム 万紫千紅』武器種は剣、槍、斧、弓、籠手の5種類。兵種によって扱える武器が異なる仕様に”. ファミ通.com (2026年7月6日). 2026年7月19日確認。
- ↑ ファミ通.com [@famitsu] (2026年8月4日). “『ファイアーエムブレム 万紫千紅』初級職・中級職・上級職の兵種が発表”. 2026年8月5日確認。
- ↑ a b c d e f g h 堤教授 (2026年8月13日). “『ファイアーエムブレム 万紫千紅』は期待を遥かに上回る出来栄え。システム的にも個性が際立つ4人全員で遊びたくなる、飽きのこない作り【レビュー】”. ファミ通.com. 2026年8月24日確認。
- ↑ a b “『ファイアーエムブレム 万紫千紅』頼れる老戦士・トロイア(声優:仲村かおり)を紹介。幼少時代のセオドラからは「オオババ」と呼ばれていた”. 電撃オンライン (2026年8月13日). 2026年8月13日確認。
- ↑ a b c d e f g “『ファイアーエムブレム 万紫千紅』救世主とともに戦う、運命を変えうる力と宿命を持つ4人の戦士まとめ(カイ/ディートリヒ/セオドラ/レダ)”. 電撃オンライン (2026年8月5日). 2026年8月5日確認。
- ↑ “『ファイアーエムブレム 万紫千紅』世界観や主人公・カイ(声優:山下大輝)の情報が公開”. 電撃オンライン (2026年6月12日). 2026年7月19日確認。
- ↑ a b c d e f g h i j k l m n o “【プレイレビュー】『ファイアーエムブレム 万紫千紅』各主人公ごとのドラマ展開と圧倒的ボリュームに驚愕”. Nintendo DREAM WEB (2026年8月13日). 2026年8月14日確認。
- ↑ “『ファイアーエムブレム 万紫千紅』主人公・ディートリヒ(声優:日野聡)の情報が公開”. 電撃オンライン (2026年6月15日). 2026年7月19日確認。
- ↑ a b “『ファイアーエムブレム 万紫千紅』民の幸福を祈る若き女王【主人公】セオドラ(声優:高山みなみ)の情報が判明”. 電撃オンライン (2026年6月17日). 2026年7月19日確認。
- ↑ “『ファイアーエムブレム 万紫千紅』主人公の1人・レダ(声優:伊瀬茉莉也)の情報が公開。魅惑のビウエラ奏者”. 電撃オンライン (2026年6月19日). 2026年7月19日確認。
- ↑ “『ファイアーエムブレム 万紫千紅』救世主の誕生を手助けした女性・コウカ(声優:大津愛理)を紹介。過去の業を償うため戦う決意をしている”. 電撃オンライン (2026年8月12日). 2026年8月13日確認。
- ↑ “『FE万紫千紅』主人公カイの幼なじみ「ティアラ」公開!元軍師の祖父から“軍略の才”を受け継いだ15歳の少女”. Game*Spark (2026年6月30日). 2026年7月19日確認。
- ↑ “『ファイアーエムブレム 万紫千紅』主人公カイと兄弟同然に育った少年・ピーテル(声優:山本和臣)の情報が公開。弓の腕は抜群だが優しく気弱な性格をしている”. 電撃オンライン (2026年7月15日). 2026年7月19日確認。
- ↑ a b c “『ファイアーエムブレム 万紫千紅』元傭兵・ミカエラ(声優:平田宏美)の情報が公開。一人娘の教育費を稼ぐためディートリヒたちの仲間に加わる”. 電撃オンライン (2026年7月28日). 2026年7月28日確認。
- ↑ “『FE 万紫千紅』味方キャラ…なのにまるでモブ敵将みたい!?「途中で裏切りそう」という声もある注目人物”. Game*Spark (2026年6月30日). 2026年7月21日確認。
- ↑ “『ファイアーエムブレム 万紫千紅』野性味に溢れた漁師の娘・エスメラルダ(声優:菱川花菜)の情報が公開。見た目からは想像がつかないほどの怪力の持ち主”. 電撃オンライン (2026年7月18日). 2026年7月19日確認。
- ↑ a b アサミリナ (2026年8月13日). “ディートリヒにガチ惚れ! 「ファイアーエムブレム 万紫千紅」先行レビュー”. GAME Watch. 2026年8月14日確認。
- ↑ a b “『ファイアーエムブレム 万紫千紅』サラミス王国の賢将・ボナパルテ(声優:鶴岡聡)の情報が公開。主人公セオドラの右腕。厳つい見た目ながら詩吟を好む”. 電撃オンライン (2026年7月8日). 2026年7月19日確認。
- ↑ “『ファイアーエムブレム 万紫千紅』サラミスの剛将・トビヤス(声優:利根健太朗)の情報が公開。力と守備が自慢で、女王セオドラを「お嬢」と呼ぶ”. 電撃オンライン (2026年7月19日). 2026年7月19日確認。
- ↑ “『ファイアーエムブレム 万紫千紅』サラミスの騎士・ライサンダー(声優:柳田淳一)の情報が公開。名門の家柄だが血筋に頼らず成果を出したいと考えている”. 電撃オンライン (2026年7月28日). 2026年7月28日確認。
- ↑ “『ファイアーエムブレム 万紫千紅』お金が何より大事な弓兵・リリアン(声優:斉藤朱夏)の情報が公開。王のセオドラにも物怖じしない肝の据わった性格の持ち主”. 電撃オンライン (2026年7月29日). 2026年7月31日確認。
- ↑ “『ファイアーエムブレム 万紫千紅』“鬼熊”の異名を持つ武人・バッカニア(声優:石井隆之)の情報が公開。主人公レダの復讐の旅に付き従うも複雑な心情を抱く”. 電撃オンライン (2026年7月15日). 2026年7月19日確認。
- ↑ “『ファイアーエムブレム 万紫千紅』謎多き吟遊詩人・シロッコ(声優:三浦勝之)の情報が公開。美しい女性を見ると必ず口説く”気まぐれな風””. 電撃オンライン (2026年7月22日). 2026年7月23日確認。
- ↑ “『ファイアーエムブレム 万紫千紅』アラゴ王国の勇猛な将軍・ネイサン(声優:金子誠)を紹介。“アラゴの双璧”の一角として勇名を馳せる”. 電撃オンライン (2026年8月6日). 2026年8月7日確認。
- ↑ “『ファイアーエムブレム 万紫千紅』アラゴ王国の知略の将軍・キリーク(声優:岩澤俊樹)を紹介。卓越した頭脳の持ち主で“アラゴの双璧”の一角を担う”. 電撃オンライン (2026年8月6日). 2026年8月7日確認。
- ↑ “豪華版も!選んだ主人公によって異なる物語を辿る『ファイアーエムブレム 万紫千紅』9月17日(木)発売決定!|Nintendo Direct 2026.6.9”. Nintendo DREAM WEB (2026年7月15日). 2026年7月19日確認。