ファイアーエムブレム 万紫千紅
『ファイアーエムブレム 万紫千紅』』(ファイアーエムブレム ばんしせんこう、英語: Fire Emblem: Fortune's Weave)は、任天堂より2026年に発売の発表が行われたNintendo Switch 2専用のゲームソフト。ファイアーエムブレムシリーズの1作である。
発売までの経緯[編集]
任天堂の配信映像「Nintendo Direct 2025.9.12」で発売予定である旨が広報された[1]。
公開されたPVに「英雄の遺産」「紋章」といった過去作の『ファイアーエムブレム 風花雪月』で用いられた用語などがみられることから、設定の関係性が取りざたされた。その後、2026年6月9日の「Nintendo Direct 2026.6.9」において2026年9月17日発売予定である旨が広報されると共に『風花雪月』で設定されていた「ダグザ」が舞台となることが発表された[2]。
システム[編集]
武器[編集]
本作では、キャラクターの兵種によって使用可能な武器が限定されている[3]。例えば「猟兵」は剣と弓が使用でき、「兵士」は剣、槍、斧が使用できる[3]。
武器には以下の5種類が設定されている[3]。
- 剣
- 槍
- 斧
- 弓
- 籠手
魔法[編集]
「呪い師」などの兵種は「魔法」での攻撃が行える[3]。魔法には使用回数の制限がある[3]。
登場人物[編集]
主人公[編集]
- カイ
- 声:山下大輝[3][4]
- リベイラ村で暮らしていた家族思いの少年。元気いっぱいな15歳。
- 投獄された父を救うために大武闘会への参加を決意する。
- ディートリヒ[3][5]
- 声:日野聡
- フォドラ出身。強者との闘いを求めている。
- 家系に伝わる「神殺しの剣」と呼ばれる魔剣アンスウェラーを携えている。妹がいる。
- エスメラルダからは「綺麗な顔」と称される。
- セオドラ[6]
- 声:高山みなみ[3]
- サラミス王国の若き女王。統治者としての資質を持っており、自国の民の幸福を願う。
- レダ[7]
- 声:伊瀬茉莉也[3]
- 楽器「ビウエラ」の一流奏者。ビウエラはギターにも似た6弦の楽器。現実にも同名の楽器は存在する。
- 復讐を果たすべく行動している。
リベイラの風[編集]
カイの仲間たち。
- ティアラ・アウグスト[3][8]
- 声:河瀬茉希
- 15歳。カイの幼馴染の少女。眼鏡っ娘。
- 祖父は「軍師」であり、ティアラにも軍略の才能が引き継がれている。しかし、祖父はティアラが本を読むことを快く思っていなかったため、ティアラは祖父に隠れて大量の蔵書を全て読破し、様々な知識を身に着けた。ティアラ自身は祖父のことも好きである。
- ピーテル[9]
- 声:山本和臣
- カイと兄弟同然に育った少年。ティアラとも幼馴染。
- 視力がとても良く、弓の腕前も達人級なのだが、生き物を射るのは「かわいそう」と戦闘はむろん、狩りなども苦手。
- ウルタンド
ラミーヌ一家[編集]
ディートリヒの仲間たち。
- ファビオ[3][10]
- 声:山口恵
- フォドラ出身で、「セイロス聖教会」の宣教師。ディートリヒとは面識が無いが、同郷ということでいっしょに行動するようになる。
- 理性的ではあるが、他人を「獣」呼ばわりして見下すこともある。
- 右目が斜視のようなキャラクターグラフィックが描かれており、公開された時には「めっちゃヤバい感じ」、「途中で裏切りそう」といったコメントがSNS上で散見された。その一方で、「美少年じゃないのが良い」といった肯定的な意見もある。
- エスメラルダ[11]
- 声:菱川花菜
- フィーナの漁村で暮らす漁師の娘。それほど体躯には優れていないが怪力を持っており、父シンザが遺した銛(システム上は槍の扱い)など、重い武装も軽々と使いこなす。
- ウーシュラ
- 『風花雪月』のマリアンヌと同じ「獣の紋章(モーリスの紋章)」を持つ女性。
メガエラの灯火[編集]
セオドラの仲間たち。
- ボナパルテ[12]
- 声:鶴岡聡
- 先代王の頃からサラミス王国に仕えている。眼帯着用。
- いかつい見た目をしているが、サラミス王国の歴史と知恵のすべてを記憶しており、詩吟が好きという賢将である。
- トビヤス[13]
- 声:利根健太朗
- セオドラを「お嬢」と呼ぶ。
- 先代王の頃からサラミス王国に仕えている。その力と守備で数々の武功を打ち立ててきた。が、人の名前もなかなか覚えられない。ボナパルテと違って見た目通りの脳筋。
薔薇の嵐[編集]
レダの仲間たち。
- バッカニア[14]
- 声:石井隆之
- レダの父に長年仕えていた武人で、レダの復讐の旅に付き従っている。レダを「姫」と呼ぶこともある。
- 斧を得意とする。
- シロッコ
- 声:三浦勝之
- 吟遊詩人。「気まぐれな風」を自称する。
- 女神カーラを崇拝しており、美しい女性を見ると口説く。
- ニネ
その他[編集]
- イシュマール
世界設定[編集]
ダグザ[編集]
本作の舞台となる広大な大陸の名称であり、大陸を統治する帝国の名称でもある[3]。ダグザ帝国は約1500年前に成立し、帝国の下に3つの王国が在る[3]。
ダグシオン[編集]
ダグザ帝国の帝都の名称[3]。巨大な湖に囲まれており、人口は100万人を超す[3]。
ダグシオン大剣闘祭[編集]
ダグザ帝国を統治する「神威法王」によって開催が宣言された闘いの祭典[3]。優勝者には神威法王がどんな願いもかなえてくれるとされる[3]。本作の主人公4人は、それぞれダグシオン大剣闘祭に参加することになる。
サラミス王国[編集]
ダグザ帝国配下の王国の1つ[6]。
文字の使用が禁止されている[12]。
アラゴ王国[編集]
ダグザ帝国配下の王国の1つ。
ブリザラント王国[編集]
ダグザ帝国配下の王国の1つ。
フォドラ[編集]
『ファイアーエムブレム 風花雪月』の舞台となった大陸(正確にはユーラシア大陸におけるヨーロッパ大陸のように、より大きな大陸の端)。ダグザ大陸とは海を隔てており、公的な交流は確立されていない。
住民のほとんどが女神ソティス(声:黒沢ともよ)を崇める「セイロス教」という宗教を信仰している。なお、「ソティス」の名は一般的には知られておらず、一神教ということもあり単に「女神」として知られる。
『風花雪月』では、ダグザからフォドラへの侵略戦争(ダグザ=ブリギット戦役)があり、ダグザ軍が撃退されたことが語られている。
なお、「ブリギット」はダグザ大陸とフォドラ大陸の間にある諸島の名前で王国名でもある。ダグザ=ブリギット戦役ではダグザに従ってフォドラへ攻め込んだが、敗戦の結果、フォドラのアドラステア帝国に従属することになった。全体マップ上にも海洋上にブリギット諸島の名が記されている。
スタッフ[編集]
脚注[編集]
- ↑ “「ファイアーエムブレム 万紫千紅」発表。人々が熱狂する大剣闘祭を舞台にした新たなFEが,2026年発売”. 4Gamer.net (2025年9月12日). 2025年12月9日確認。
- ↑ “【FE新作】『ファイアーエムブレム 万紫千紅』発売日が9月17日に決定。4人の主人公や『風花雪月』とつながる世界設定が公開【Nintendo Direct 2026.6.9】”. ファミ通.com (2026年6月9日). 2026年7月19日確認。
- ↑ a b c d e f g h i j k l m n o p q “『ファイアーエムブレム 万紫千紅』武器種は剣、槍、斧、弓、籠手の5種類。兵種によって扱える武器が異なる仕様に”. ファミ通.com (2026年7月6日). 2026年7月19日確認。
- ↑ “『ファイアーエムブレム 万紫千紅』世界観や主人公・カイ(声優:山下大輝)の情報が公開”. 電撃オンライン (2026年6月12日). 2026年7月19日確認。
- ↑ “『ファイアーエムブレム 万紫千紅』主人公・ディートリヒ(声優:日野聡)の情報が公開”. 電撃オンライン (2026年6月15日). 2026年7月19日確認。
- ↑ a b “『ファイアーエムブレム 万紫千紅』民の幸福を祈る若き女王【主人公】セオドラ(声優:高山みなみ)の情報が判明”. 電撃オンライン (2026年6月17日). 2026年7月19日確認。
- ↑ “『ファイアーエムブレム 万紫千紅』主人公の1人・レダ(声優:伊瀬茉莉也)の情報が公開。魅惑のビウエラ奏者”. 電撃オンライン (2026年6月19日). 2026年7月19日確認。
- ↑ “『FE万紫千紅』主人公カイの幼なじみ「ティアラ」公開!元軍師の祖父から“軍略の才”を受け継いだ15歳の少女”. Game*Spark (2026年6月30日). 2026年7月19日確認。
- ↑ “『ファイアーエムブレム 万紫千紅』主人公カイと兄弟同然に育った少年・ピーテル(声優:山本和臣)の情報が公開。弓の腕は抜群だが優しく気弱な性格をしている”. 電撃オンライン (2026年7月15日). 2026年7月19日確認。
- ↑ “『FE 万紫千紅』味方キャラ…なのにまるでモブ敵将みたい!?「途中で裏切りそう」という声もある注目人物”. Game*Spark (2026年6月30日). 2026年7月21日確認。
- ↑ “『ファイアーエムブレム 万紫千紅』野性味に溢れた漁師の娘・エスメラルダ(声優:菱川花菜)の情報が公開。見た目からは想像がつかないほどの怪力の持ち主”. 電撃オンライン (2026年7月18日). 2026年7月19日確認。
- ↑ a b “『ファイアーエムブレム 万紫千紅』サラミス王国の賢将・ボナパルテ(声優:鶴岡聡)の情報が公開。主人公セオドラの右腕。厳つい見た目ながら詩吟を好む”. 電撃オンライン (2026年7月8日). 2026年7月19日確認。
- ↑ “『ファイアーエムブレム 万紫千紅』サラミスの剛将・トビヤス(声優:利根健太朗)の情報が公開。力と守備が自慢で、女王セオドラを「お嬢」と呼ぶ”. 電撃オンライン (2026年7月19日). 2026年7月19日確認。
- ↑ “『ファイアーエムブレム 万紫千紅』“鬼熊”の異名を持つ武人・バッカニア(声優:石井隆之)の情報が公開。主人公レダの復讐の旅に付き従うも複雑な心情を抱く”. 電撃オンライン (2026年7月15日). 2026年7月19日確認。
- ↑ “豪華版も!選んだ主人公によって異なる物語を辿る『ファイアーエムブレム 万紫千紅』9月17日(木)発売決定!|Nintendo Direct 2026.6.9”. Nintendo DREAM WEB (2026年7月15日). 2026年7月19日確認。