バックホームブルース
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『バックホームブルース』は、長尾謙一郎による家族コメディ・野球漫画[1]。
概要[編集]
『ビッグコミックオリジナル』(小学館)にて2023年19号[2]から2026年10号まで連載された。全54話。単行本は既刊6巻(2026年2月時点)。単行本1巻の帯にはあだち充がコメントを寄せている[3]。
長尾謙一郎と言えば、『おしゃれ手帖』、『ギャラクシー銀座』、『クリームソーダシティ』といった独特でアバンギャルドな漫画作品で知られる[4]。長尾の息子が空手を習い始めたことに着想を得て執筆された『三日月のドラゴン』は、作風を大きく変えた空手少年を主人公とする正統派な青春物語であり、読者を驚かせた[4]。本作は『三日月のドラゴン』の系譜を継ぐ作品として、幅広い読者層に読みやすい構成となっている[4]。
あらすじ[編集]
青空柑二郎は選手生活25年目になるベテランプロ野球選手。名古屋のプロ野球チームを自由契約になり、万年最下位の湘南シーガルズに代打要員として移籍し、3人の子供とともに海辺の町で新生活を始めた。
登場人物[編集]
- 青空 柑二郎(あおぞら かんじろう)
- もじゃもじゃ髪に口髭とサングラスがトレードマーク[5]。
- ホームランの最長飛距離208mの記録保持者であり[5][6]、「ホームランは本数ではなく飛距離」という独自の価値観を持っている。更には、乱闘による退場15回で、こちらも日本記録[5]。女性スキャンダルや美人局による警察沙汰は4回。
- 湘南シーガルズとの契約は年俸250万円にホームラン1本50万円、ヒット1本5万円の出来高払いという格安契約[5]。背番号は50番。貯金ゼロ[5]。
- 古くは「ロンリーブルース」のニックネームで親しまれており、1994年のオールスター戦ではMVPを獲得している。
- 早朝からトレーニングを行う努力家であり、野球への情熱も高いのだが、「努力は、わざわざアピールするものじゃない」との考えから、チームメイトにも子供たちにもトレーニング姿は見せない[4]。
- 青空 甘夏(あおぞら あまなつ)
- 高校生の長女[5]。
- 青空 八朔(あおぞら はっさく)
- 小学生の長男[5]。
- 青空 デコ
- 幼稚園児の次女[5]。
- 青空 夏美(あおぞら なつみ)
- 柑二郎の妻にして、3人の母親。2年前に亡くなっている。
- 生前は柑二郎のホームランを見るが好きで、柑二郎と「雲を突き抜け、神様に届くような特大のホームラン」を約束していた。
脚注[編集]
- ↑ “「バックホームブルース」最新刊直前までを全話無料で読める、ビッコミで期間限定公開”. コミックナタリー (2025年3月7日). 2025年10月4日確認。
- ↑ “ビッグコミックオリジナル第19号”. ビッグコミックBROS.NET. 小学館. 2025年10月4日確認。
- ↑ “あだち充も推薦、長尾謙一郎が描く笑いと人情の家族コメディ「バックホームブルース」”. コミックナタリー (2024年6月28日). 2025年10月4日確認。
- ↑ a b c d 岸野恵加 (2025年2月28日). “長尾謙一郎が描く“時代遅れのポンコツ”と家族の人情物語”. コミックナタリー. 2025年10月4日確認。
- ↑ a b c d e f g h “「バックホームブルース」破天荒にもほどがある! 長尾謙一郎が描く“時代遅れのポンコツ”と家族の人情物語”. コミックナタリー (2025年2月28日). 2026年5月24日確認。
- ↑ 現実の日本野球機構記録では2002年5月6日のアレックス・カブレラによる推定飛距離200m。日本人記録だと大下弘による1949年8月18日の推定飛距離170m。
外部リンク[編集]
- バックホームブルース - ビッコミ(小学館)