ハッタリ

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ハッタリとは、交渉の手段の一つ。製品や組織、人物などが実際よりも優れているように見せ掛けることである。逆に、それらが実際よりも劣っているように見せ掛ける場合もある。

ハッタリの歴史[編集]

三千二百年ほど前、ギデオンがミデアン人の陣営を包囲したとき、大軍に見せ掛けるために、三百人の兵の左手にはたいまつ、右手にはショーファーを持たせて吹き鳴らさせた。士師記7章。

徳川家康は、武田軍に追われ浜松城に逃げ帰ったとき、城門を開けたままにしておいた。武田軍は敵の意図が理解できず極度に警戒し撤退した。

18世紀、冷害対策のためにジャガイモの栽培を広めようとしていたフランス国王はアントワーヌ=オーギュスタン・パルマンティエ氏と共謀して大掛かりなハッタリをかました。

第一次大戦でイギリス軍は、戦車を鉄道で輸送するとき、敵のスパイに新兵器だと悟られないようにするために「飲料水を入れるタンクだ」と称してシートを掛けて輸送した。それが切っ掛けで戦車はタンクと呼ばれるようになったのである。

第二次大戦でドイツのロンメル将軍は戦車のハリボテを被せた自動車を多数走らせた。遠くから見たイギリス軍は戦車の大軍が来たと思って戦意を喪失した。

太平洋戦争開戰前に、日本軍の奇襲攻撃があることを知っていたアメリカ軍は空母を避難させていた。沈められても問題のない老朽化した軍艦をパールハーバーに残しておいたのである。このため少ない被害で反日感情を高めることに成功したのである。更に、ドイツと戦争をする口実までできたのである。

関連項目[編集]

フリッツ・クリンゲンベルク


アントワーヌ=オーギュスタン・パルマンティエ