ニュートン法

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

数学に於けるニュートン法とは方程式

f(x)=0

の近似解を求めるための数値解法の一つである。

概要[編集]

ここでは関数y=f(x)が或る区間[a,b]で微分可能&下に凸及びf(a)<0、f(b)>0を満たすとする。すると中間値の定理より[a,b]内にf(c)=0となるx座標の点cが存在する。

ここでc<x0なる点x0にてy=f(x)の接線の方程式を求めると

y−f(x0)=f′(x0)(x−x0)

となるが、これにx軸と上記接線の交点x1を代入すると

0−f(x0)=f′(x0)(x1−x0)

となり

x1=x0−f(x0)f′(x0)

が得られる。次にこの点x1での接線の方程式を求めてそれとx軸との交点x2を計算すると

x2=x1−f(x1)f′(x1)

が求まる。

以下同様の計算を繰り返すと次のような漸化式が導かれる。;

  • xn+1=xn−f(xn)f′(xn),(n=0,1,2⋯)

ここで

d=limn→∞xn

なる極限を考えれば

d=d−f(d)f′(d)∴f(d)=0

が成立する。従ってこの極限値はy=f(x)の零点cに等しいから上述の漸化式を用いれば方程式f(x)=0の実数解の近似値が求められる事が分かる。