ドルアーガの塔
| ジャンル |
アクションゲーム[1] アクションRPG[2][3] ロールプレイングゲーム[4] アドベンチャーゲーム[5] |
|---|---|
| 対応機種 | アーケード (AC)テンプレート:Collapsible list |
| 開発元 | ナムコ |
| 発売元 | ナムコ |
| デザイナー | 遠藤雅伸 |
| プログラマ | 内藤智 |
| 音楽 | 小沢純子 |
| 美術 | 篠崎雄一郎 |
| シリーズ | バビロニアン・キャッスル・サーガ |
| 人数 | 1 - 2人(交互プレイ) |
| 発売日 |
AC テンプレート:Vgrelease newテンプレート:Collapsible list |
『ドルアーガの塔』(ドルアーガのとう、The Tower of Druaga)は、ナムコが開発し、1984年7月に発売された業務用アクションRPG[6]。また、ゲームの舞台となる塔の名称でもある[6]。『バビロニアン・キャッスル・サーガ』の第1作。略称は『TOD』。
ゲーム内容[編集]
アイテム[編集]
- ソード(剣)
- ゲーム開始時のもの以外に3種類存在。ギルの攻撃力に影響を与える。下位の剣を持っていないと上位の剣は出現しない。最上位装備(エクスカリバー)はトラップとなる宝箱[注釈 1]に変えられており、取得するには先に対応アイテム(アンチドート)を出現させる必要がある。
- ガントレット(籠手)
- ゲーム開始時のもの以外に2種類存在。ギルの剣捌き(抜き差しの速さ)に影響を与える。最上位装備以外は単体での効果はないが、下位の籠手を持っていないと上位の籠手は出現しない。
- アーマー(鎧)
- ゲーム開始時のもの以外に2種類存在。ギルの対呪文耐性に影響を与える。下位の鎧を持っていないと上位の鎧は出現しない。
- シールド(楯)
- ゲーム開始時のもの以外に2種類存在。ギルの対呪文回避力(呪文を受け止められる間合い)に影響を与える。下位の楯を持っていないと上位の楯は出現しない。
- ヘルメット(兜)
- ゲーム開始時のもの以外に1種類のみ存在。ギルの最大体力値に影響を与える。
- バランス(天秤)
- 装備の真贋を見分ける。最上位装備が得られる階の直前階に出現。バランスを取得せずに最上位装備を取得した場合は例外なく偽の装備となり、本来の効果が発揮されない上、ゲーム進行に致命的な障害をもたらし基本的にクリア不能となる。1個までストック可能。
- ポーション(薬)
- 全8種類が存在。一時的にギルのステータスを変動させるもの、他フロアで宝箱の開封に必要となるもの、トラップとなるものもある。複数回出現する種も多い。
- 効果を発揮すると直ちに消滅するが、特定のフロアで強制的に消滅するものもある。上位・下位はないが排他取得となり、新たなポーションを得ると同時に、以前のポーションは効果を発揮しなくても消滅する。実際には種類によってすべて色が異なるが、FC版では配色制限のため、ヒーリング(白)以外の3種類ずつが同色(赤か青)となる。
- マトック(つるはし)
- 特定の回数だけ、フロアの迷路を構成する壁を破壊できる。銅・銀・金の3種類が存在し、それぞれ使用可能回数が異なる[注釈 2]。ミスするか宝箱を取得するとマトックの使用回数はリセットされる。
- 回数をオーバーするか、外周の壁に対して使用すると消滅してしまう。
- キャンドル(蝋燭)
- 姿を消しているゴーストの姿を可視化する。効果が短期的なもの(赤い炎)、恒常的に続くもの(青い炎)の2種類が存在。
- ブック(書物)
- 暗闇のフロアや、見えなくなった扉・鍵をそれぞれ可視化する。全4種類が存在。下位互換性があり、上位のブックは下位のブックの効果も併せて発揮する[注釈 3]。
- ネックレス(首飾り)
- 主に火炎に対する耐性に影響を与える。緑・赤・青の3種類が存在し、下位の首飾りを持っていないと上位の首飾りは出現しない。最下位装備は単体での効果はない。上位の首飾りは下位互換性がある。
- リング(指環)
- ウィスプに対する耐性に影響を与える。緑・赤・青の3種類が存在。下位の指環を持っていないと上位の指環は出現しない。赤い指輪に下位互換性はなく、取得すると緑色の指環の効果は消える。青い指輪は緑・赤の効果を併せ持つ。
- クリスタルロッド
- 物語を進める上で、ドルアーガを封印するために必要とされるアイテム。目的の一つにロッドの奪還がある。
- 緑・赤・青の3種類が存在。これらはプログラムの処理上、排他取得となっているが、物語上では下位のロッドも保持していることになっている。その都合上、下位のロッドを持っていないと上位のロッドが出現しない。
- メイス
- ドルアーガの力の源であるアイテム。奪取することでドルアーガの魔力を大幅に弱めるという設定がなされている。
- サファイヤ・ルビーの2種類が存在。プログラムの処理上で排他取得となっているが、物語上では2本とも保持していることになっている。
- その他アイテム
- ギルの歩行速度を2倍にする「ジェットブーツ」、フロア開始時に画面外に配置された鍵の方向を音で知らせる「チャイム」、一定範囲内のドラゴンを足止めできる「パール」が存在する。フロアによっては空の宝箱が出現する。
ドルアーガ打倒のために最低限必要なアイテムは最上位の剣・籠手・鎧・楯・兜とブルークリスタルロッド、ルビーメイスだが、これらを取得するために必要なアイテムが連鎖的に存在する。上記のバランスもこのためのもので、クリスタルロッドとルビーメイス以外のすべてに必要。
体力値の概念[編集]
登場キャラクター[編集]
味方キャラクター[編集]
- ギル / プリンス・ギルガメス(GIL / PRINCE-GILGAMESH)
- 本作の主人公。アヌ神から与えられた勇気を力に変える黄金の鎧を身にまとい、ドルアーガが操る様々なモンスターと戦いながら塔の最上階を目指す。名前の由来は古代メソポタミアの叙事詩の主人公ギルガメッシュから[1]。
- 最上階で出現する女神の幻影。名前の由来はメソポタミアの性愛と戦の神イシュタルから[1]。
敵キャラクター[編集]
スライム系(SLIME)[編集]
ゼリー状のモンスター。止まっている時に剣で刺せば一撃で倒せるが、接触するとギルの体力値に関わらずミスとなる。
また、本作のスライムは移動中に攻撃判定を持ったままやられ判定が消える時間、つまり無敵攻撃が存在するため、ギルがどれほど強化されていても攻撃のタイミングが悪いと一方的に負ける。更に、上級のものになると活発に動き回り、様々な呪文を使う。そのため、他のモンスターと戦っている最中にスライムが接近してくると大きな脅威となる。
- グリーンスライム(GREEN SLIME)
- 1階から出現。動きは一番遅く、呪文も放たない。
- ブラックスライム(BLACK SLIME)
- 呪文は放たないが、グリーンスライムより動きが活発。
- レッドスライム(RED SLIME)
- 動きはグリーンスライムと同程度だが、壁に当たると消える白色の呪文を放つ。
- ブルースライム(BLUE SLIME)
- 性格はレッドスライムと同様だが、壁を壊す力のある青色の呪文を放つ。
- ダークグリーンスライム(DARKGREEN SLIME)
- さらに活発に動く上、壁を貫通する緑色の呪文を放つ。呪文攻撃の面では全スライム中最強で、特に画面外から呪文を放って来る場合は危険。
- ダークイエロースライム(DARKYELLOW SLIME)
- 白・青・緑およびファイヤーエレメントに変化する赤い呪文をランダムに放つ。動きもスライム系中、最も活発で放つ呪文が一定でないため、呪文攻撃はダークグリーンスライムほど安定しないが、近くに居る場合は体当たりの攻撃が脅威となる。
| 名前 | 呪文 | 点数 | 出現フロア | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| グリーンスライム | - | 30 | 1 2 3 5 11 15 22 43 | 太字はアイテム出現条件に関与するフロア(以下同様 ) |
| ブラックスライム | - | 50 | 2 4 8 12 18 29 43 | |
| レッドスライム | 白 | 60 | 7 10 14 19 25 33 43 51 | |
| ブルースライム | 青 | 40 | 13 17 23 31 39 43 50 | |
| ダークグリーンスライム | 緑 | 70 | 28 32 35 43 48 52 | |
| ダークイエロースライム | すべて | 90 | 43 46 54 |
ナイト系(KNIGHT)[編集]
ドルアーガの魔力により作られた騎士[注釈 4]。フロアを常に歩き回り立ち止まることはない。固有の体力値を持ち、ギルが剣を出して移動している状態(足踏み状態も可)で数回交差しなければ倒せない。交差中はギルもダメージを受ける。ギルが剣を出していても立ち止まった状態でナイトと交差すると、大ダメージを受けた後やられてしまう。同時に固有のリカバリーポイントを持っており、倒すことによってギルの体力値がその分回復する。リカバリーポイントはギルが持っている剣により異なるが、初期装備およびホワイトソード(5階の剣)では倒した敵の最大体力値とおおむね同値、ドラゴンスレイヤー(18階)やエクスカリバー(45階)ではその半分程度となる。
- ブルーナイト(BLUE KNIGHT)
- 青いナイトで最も弱く、初期装備のギルでも倒せる。
- ブラックナイト(BLACK KNIGHT)
- 黒いナイトで赤い剣を持つ。ブルーナイトよりやや強く、初期装備のギルとほぼ互角。「闇から作られた暗黒の騎士」という設定があり、本編以外のシリーズでも特別な役目を担わされることがある。
- ミラーナイト(MIRROR KNIGHT)
- 銀色のナイト。鏡に写ったギルの姿から作られたものという設定があり、「ミラー」の名はこれに由来する。耐久力はブラックナイト並みだが、ギルと同じ速度で移動する(ジェットブーツを取得していると素早く動き、取得しない状態で出遭うと通常のナイトと同じ速度になる)。PS版では「ジェットブーツなしクリア」が評価要素のひとつとなっている。FC版では白黒2色で配色。
- ハイパーナイト(HYPER KNIGHT)
- ブラックナイトより強いナイトでドルアーガの親衛隊的な扱いでもあり、シリーズによってはレッドナイトより強いハイパーナイトも登場する。45階のみ配色が異なっている(FC版)。
- リザードマン(LIZARD MAN)
- 直立したトカゲの姿で黄緑色の剣を持つ。多くのRPGに使われる設定を踏襲し、ナイト系で唯一の左利き。
- 左利きによる攻撃は楯で防ぎにくいというRPGの設定に則り、単位時間にギルが受けるダメージが他のナイトの2倍となっている。一方で倒した際の得点は非常に低い。
- レッドナイト(RED KNIGHT)
- 塔内で最も強いとされる赤いナイトで、「イビルソード」と呼ばれる青色の剣を持つ。体力値はドルアーガに匹敵する上、リカバリーポイントが他のナイトに比べて格段に少ないため連戦は禁物。リカバリーポイントの低さは後のシリーズにも受け継がれている。AC版およびFC版では宝箱の出現条件に一切関わらないため無視されることが多いが、PS版の裏ドルアーガおよび闇ドルアーガでは特定の階で宝箱を出現させるために倒す必要がある。
| 名前 | 体力値 | リカバリー ポイント*1 |
点数 | 出現フロア | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| ブルーナイト | 24 | 24 / 9 | 1000 | 3 7 15 27 45 | |
| ブラックナイト | 48 | 48 / 21 | 1000 | 6 10 15 20 32 45 57 | |
| ミラーナイト | 48 | 48 / 21 | 2000 | 16 21 27 34 45 53 57 | *2 |
| ハイパーナイト | 96 | 96 / 48 | 3000 | 26 30 37 45 49 53 57 59 | |
| リザードマン | 96 | 96 / 48 | 200 | 36 40 45 49 55 57 58 | *3 |
| レッドナイト | 144 | 24 / 9 | 1200 | 39 44 45 53 58 |
- 初期装備およびホワイトソードで倒した時は前者、それ以降の剣では後者がギルの体力値に加算される。
- 歩行速度がその時点のギルと同じ。
- ギルに与えるダメージが他のナイト族の2倍(1フレームあたり-2)。
マジシャン系(MAGICIAN)[編集]
突然現れて呪文を放ち、またたく間に姿を消す神出鬼没の魔法使い。呪文は盾で防ぐことができ、姿を消す前に剣で刺すと一撃で倒せるが剣を出さずに触れるとミスになるので注意。出現位置は縦・横共通してギルの座標から1ブロック隔てて向こう2ブロック、またはチェスのナイトのようにギルの座標から八方に位置したブロックに出現する。ギルがフロアの柱と柱の間、または外周での柱と外壁の間で止まっている時は出現することはなく、ギルが移動している時や通路上で止まった時に出現 → 呪文発射 → 消滅を繰り返す。各マジシャンとも呪文を放つ方向によって杖を持ち替えている。
- メイジ(MAGE)
- 紫色のローブをまとった姿。壁に当たると消える白色の呪文を放つ。
- ソーサラー(SORCERER)
- 緑色のローブ姿。ファイヤーエレメントに変化する赤色の呪文を放つ。
- ファイヤーエレメント
- 赤色の呪文が壁に突き当たるか、進行方向に対し右または左の壁が切れる場所に到達した時、通路を塞ぐ炎に変化したもの。ギルはこの炎に接触するとミスになるが、赤いネックレスを取得すると通過が可能。数秒で自然消滅するが、そばに近づき剣を振ると早く消すことが可能になる。
- ドルイド(DRUID)
- 灰色のローブ姿で顎鬚がない。壁を壊す青色の呪文を放つ。迷路の壁を壊すので、結果的にギルの道を作ってくれることにもなる。フロア序盤は有効に利用できるが、ソーサラーと同フロアに登場する場合はファイヤーエレメントも出現させやすくなる。また、ドルイドやメイジの呪文と重なっている場合は壁を突き破って呪文が飛んでくるという奇襲を受けてしまう。
- ウィザード(WIZARD)
- 橙色のローブ姿。壁を通り抜ける緑色の呪文を発する。四方から囲まれると対処が困難。
| 名前 | 呪文 | 点数 | 出現フロア | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| メイジ | 白 | 50 | 4 5 8 11 16 24 33 40 44 | |
| ソーサラー | 赤 | 70 | 6 9 13 18 22 30 36 44 51 | |
| ドルイド | 青 | 90 | 9 12 17 20 26 35 44 52 57 | |
| ウィザード | 緑 | 100 | 14 19 23 25 31 34 38 41 44 49 50 55 56 59 |
ゴースト系(GHOST)[編集]
死んだマジシャンの亡霊。ギルを執拗に追跡し、ワープで壁を通過する。6階他3ヶ所で取得可能なキャンドル(ろうそく)がなければ、ワープ時以外は姿を見ることができない。頻繁に呪文を放ちながら移動し、画面外から呪文を飛ばしてくることもあるがゴースト自身には接触してもミスにはならない。壁で2ブロックに区切られた空間に入ると内側にはスペルを吐かなくなるため、倒すには2ブロックゾーンに誘い込む戦法が有効である[注釈 5]。止まったまま進行方向に対して横から剣を伸ばして倒すことも可能である。
初期装備の剣およびホワイトソードで攻撃すると1フレームあたり1、ドラゴンスレイヤーでは2、エクスカリバーでは3のダメージを与えることができる。ゴーストは剣のパワーアップを最も感じさせる相手ではあるが、FC版の裏ドルアーガ等では宝箱の出現条件にゴーストを倒さないことが含まれているフロアが複数あるため、耐久力の低さが逆の意味で脅威となる。
- メイジゴースト(MAGE GHOST)
- 橙色の装束。メイジと同じ白色の呪文を放つ。
- ドルイドゴースト(DRUID GHOST)
- 紫色の装束。ドルイドと同じ壁を破壊する青色の呪文を放つ。進行方向の壁を破壊しつつ進むので、このゴーストが往復したあとには一直線に歩ける長い通路ができることになる。
- ウィザードゴースト(WIZARD GHOST)
- 灰色の装束。ウィザードと同じ壁を通り抜ける緑色の呪文を放つ。
| 名前 | 呪文 | 体力値 | リカバリー ポイント |
点数 | 出現フロア | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| メイジゴースト | 白 | 24 | 0 | 150 | 9 12 17 24 39 52 | |
| ドルイドゴースト | 青 | 24 | 0 | 250 | 14 18 20 28 33 37 46 48 | |
| ウィザードゴースト | 緑 | 24 | 0 | 350 | 21 29 33 42 |
ローパー系(ROPER)[編集]
イソギンチャクのように多数の触手を持つ怪物で、剣を出して交差するとギルの体力値を消耗する。その結果、ローパーと接触した後にナイト系の敵と戦うと、体力不足でミスになることがある。剣を出さずに交差すると体力が最低値になるが、この接触でギルが死ぬことはない。
ナイト系と同様、リカバーポイントを持つ。色による能力差はないが、同色でも倒した時の得点が異なる場合はある。ダメージを与えるにはドラゴンスレイヤー以上の剣が必要となる。
- グリーンローパー(GREEN ROPER)
- レッドローパー(RED ROPER)
- ブルーローパー(BLUE ROPER)
| 名前 | 体力値 | リカバリー ポイント |
点数 | 出現フロア | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| グリーンローパー | 48 | 21 | 1000~15000 | 25 28 30 35 40 46 51 | |
| レッドローパー | 48 | 21 | 1000~15000 | 37 47 51 | |
| ブルーローパー | 48 | 21 | 1000~15000 | 50 51 54 56 |
この他にファミコン版では、オールグリーンローパー(ALL-GREEN ROPER)とオールレッドローパー(ALL-RED ROPER)も登場するがこれはファミコンの表示色数の関係上キャラクター用パレット不足が原因で色が変わってしまっているのを当時の攻略本編集者が便宜上呼称したもの。
ドラゴン系(DRAGON)[編集]
翼を持つ竜。元々はクォックスと呼ばれるブルークリスタルロッドの光から生まれた善良なドラゴンだったが、ドルアーガの魔力によってクリスタルロッドがブルー、レッド、グリーンの3つに分割された際に、シルバードラゴン、ブラックドラゴンに分かたれた末に操られた。[7]。
ゆっくりと歩き、曲がり角や分岐点に着くと首を左右に振ってから方向転換する。同軸上にギルがいると壁を壊しながら向かってくる。時折り翼をはためかせてから、進行方向に長大なファイヤーブレス(炎)を吐く。ブレスは方向転換と同時や、壁を突き破るのと同時に吐く場合もある。ギルがブレスに接触するとミスになるが、青いネックレスを取得すると通過可能になる。また、パールというアイテムがあれば一定範囲内にいるドラゴン系の動きを止められる。ダメージを与えるにはドラゴンスレイヤー以上の剣が必要となる。正面からの攻撃ではダメージを与えられない。剣を収めたままでもドラゴンを通過できるが、剣を出した時と同様に体力が減るので注意。
ドラゴン系が出現するフロアでは専用のBGMが用いられる。
- クォックス(QUOX)
- 緑色のドラゴン。名前の由来は『オズの魔法使い』シリーズの『オズのチクタク』に登場する竜クオックスより。本来は善良な生物で、本作ではドルアーガに操られている。ドルアーガが倒されると正気に戻り塔を去って行った。バビロニアンキャッスルサーガ作品では、敵として登場するのは本作のみ[注釈 6]。耐久力はギルの通過3回分。
- シルバードラゴン(SILVER DRAGON)
- 白銀色のドラゴン。クォックスよりやや強く、耐久力はギルの通過5回分。
- ブラックドラゴン(BLACK DRAGON)
- 黒色のドラゴン。シルバードラゴンよりさらに強く、耐久力はギルの通過7回分。
| 名前 | 体力値 | リカバリー ポイント |
点数 | 出現フロア | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| クオックス | 48 | 0 | 3000 | 15 19 22 26 30 32 41 47 48 58 | *1 |
| シルバードラゴン | 80 | 0 | 3000 | 33 38 42 52 | |
| ブラックドラゴン | 112 | 0 | 3000 | 46 50 52 |
*1 体力値は攻略書籍等による値。プログラム上では58に設定されている。
ウィル・オー・ウィスプ系(WILL-O-WISP)[編集]
フロアの残り時間が60秒(表示が赤くなる)を切った時に登場する火の玉。フロアによっては始めから登場する。倒すことはできず、接触するとミスになるが指輪系アイテムの取得で通過が可能になる。緩やかに動くタイプと、非常に早い動きをするタイプがある。移動パターンでは以下の2種類があり、それぞれの特徴を理解すれば壁を壊すことによって同じルートを回らせ回避することも可能。
- ブルー・ウィル・オー・ウィスプ(BLUE WILL-O-WISP)
- 青い火の玉。進行方向の左側の壁に沿って動く。
- レッド・ウィル・オー・ウィスプ(RED WILL-O-WISP)
- 赤い火の玉。進行方向の右側の壁に沿って動く。
| 名前 | 始めから登場するフロア | 備考 |
|---|---|---|
| ブルー・ウィル・オー・ウィスプ | 21 24 27 29 31 34 38 42 47 54 56 | |
| レッド・ウィル・オー・ウィスプ | 39 41 42 54 56 |
悪魔(DEMONS)[編集]
- 擬態クォックス(クォックス・スーパー)
- 3番目の分身でパールの効果を受け付けない。ルビーメイスを取得していれば一撃で倒せるが、なければ絶対に倒せない。倒すとドルアーガ本体が出現する。
| 名前 | 体力値 | リカバリー ポイント *1 |
点数 | 出現フロア | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 擬態ハイパーナイト | 96 | 48 / 48 | 3000 | 59 | *2 |
| ドルアーガ | ? | (不可) / 0 | 0 | 59 | *2 *3 |
- 初期装備およびホワイトソードで倒した時は前者、それ以降の剣では後者がギルの体力値に加算される
- ギルの速度に関係なく高速移動する
- エクスカリバーで与えられるフレーム当たりのダメージが0.5(通常の敵は2ないし3)
| 名前 | 体力値 | リカバリー ポイント |
点数 | 出現フロア | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| サッカバス | ? | ? | 500 | 57 |
他機種版[編集]
ファミリーコンピュータ版[編集]
以下はFC版の特徴で、オリジナルであるアーケード版では異なるか起こらない現象である。
- 迷路が狭い。
- 一部アイテムの色が違う。詳しくは上記参照。また取得済アイテム欄の配置順が改良され、マトック系とポーションの存在が常に確認できるようになった。
- 敵の配置がアーケード版とは異なるフロアがあり、全体的に敵の数が減っている。
- バランスの効果が「所有しているハイパー系アイテムの効果を正方向にする」と効果が少し異なっている[注釈 7]。このため、ハイパーガントレット以外のハイパー系アイテムはコンティニューを使ってバランスを後から取ってもドルアーガを倒すことができる。アーケード版はバランスを後から取ってもイビル系アイテムのままである。
- ゴールドマトックと下位のマトックの2本を同時に所持することができる。このため2本目がシルバーマトックならば、1回までなら外壁に対してマトックを使って壊しても、支障なくゲームを続行できる。アーケード版はゴールドマトックを取得した時点で下位のマトックを失う。
- マジシャン等の放つ呪文の色が、種類にかかわらずすべて白色。
- ドラゴンがブレスを吐いている間はマジシャンがスペルを吐かず、現れても何もせず消える。ただしブレスが消えた瞬間にスペルを吐くようになるので、特殊な時間差攻撃になり得る。
- ドラゴン・ローパーがホワイトソード以下の剣でも倒せる。
- マジシャンと剣を出さずに通過しても即座にミスにはならず、体力が減るのみ。
- ローパーと剣を出さずに通過しても普通にダメージを受けるだけ。
- ドルアーガと剣を出さずに交差することができない。
- 足踏み状態でナイトを倒せない。
- ファイアーエレメントを剣を振っても消せない。
- ダメージを与えたときに音が鳴る、アーケード版と逆。
- 剣の攻撃力とリカバリーポイントがアーケード版と違っている。
- 上位のブックは下位のブックの効果を兼ねない。
- 一部の敵のスコアが違っている。
- ドラゴンとウィスプの移動スピードの変更。
- コンティニューボーナスがない。
- シルバーマトックが各階で3回までは壊れず、4回目で必ず壊れるようになっている。この仕様変更のため、FC版ではゴールドマトックがクリア必須アイテムではなくなっている。
- ドルアーガを倒すのにブルークリスタルロッドは必須ではない。これはロッド系の効果が単なる「ギルの体力が上がる」効果に変更されているためである。よってグリーン・レッド両クリスタルロッドも取る必要はなくなっている[8]。
- イビルヘルメットの体力値の変更がハイパーヘルメットと同じ。ただしドルアーガとは戦えない。
- 41Fをクリアしてもポーション系アイテムはなくならない。これはアイテムの格納方式がアーケード版とでは異なり、消す必要がなくなったからである。
- ハイパーアーマーを持っている状態で呪文を受ける等して体力を最低にすると、リング系を所持していてもウィスプ系に触れるとミスになる。
- ポーションオブデスのタイムの減少スピードがアーケード版よりゆるやか。
- 44Fのマジシャンの出方が異なる。画面上で一種類しか出ない。そのため、目当てのマジシャンがいつまで経っても出ないという危険がある。
- イビルソードの攻撃力がエクスカリバーと同じ。ただしドルアーガの分身ウィザードは倒せない。
- 52Fではブラックドラゴンの代わりにクオックスになっているが強さはブラックドラゴンのままである。
- サッカバスを倒しても、扉を通過することで再び現われる。また、サッカバスについては「剣を出さずに触れるとまもなくしてミスとなる」という設定が省略されており、よってダミーのブルークリスタルロッドも持たない。
- 残りタイムが60秒を切って以降に出現するウィスプ系は青と赤1つずつしか出現しない。ここでは赤は残り50秒で、青は残り40秒で、それぞれ現れる。
- 60FでZAPする条件を満たすとすぐにZAPする。
- 60FでタイムオーバーになってもZAPせずそのフロアで再びプレイできる。
- 特定の操作でラウンドセレクトができる。その際に別の操作を組み合わせることで、アイテムの選択もできる。
- ラウンドセレクトをしたうえでZAPして、戻されたフロアをクリアすると、バグ面が現れることがある。面セレクトすると60面よりも上のフロアがセレクトできるのでバグ面となる。
- 裏ドルアーガで一部宝の効果が違っているものがある。
- サファイアメイス - 持っていないとルビーメイスが取れなくなっている。
- リング系アイテム - 下位のリングを持っていないと上位のリングは取れなくなっている。
また、FC版では攻略本が数種類出版されたが、正しい本もある一方、中にはアイテムの出現方法が違う内容で記載されていたり、60Fのクリア方法は全く違う内容が記載されていたものもあった。
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ↑ a b c “ナムコ創立50周年記念企画「アナタとワタシのナムコ伝」(PDF)”. バンダイナムコエンターテインメント. 2007年2月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年11月5日確認。
- ↑ バンダイナムコゲームス ナムコミュージアム vol2(PSP版)紹介ページ
- ↑ バンダイナムコゲームス ナムコミュージアムDS 紹介ページ
- ↑ バンダイナムコゲームス Wii バーチャルコンソール アーケード 紹介ページ
- ↑ ナムコプロモーションビデオ ドルアーガの塔より。
- ↑ a b “スクロール画面のTVメイズゲーム 騎士と魔物たち ナムコから「ドルアーガの塔」基板”. ゲームマシン. アミューズメント通信社 (242): pp. 21. (1984年8月15日). オリジナルの2019年12月1日時点によるアーカイブ。
- ↑ スーパーファミコンソフト『ザ・ブルークリスタルロッド』デモ画面より。
- ↑ 『裏ワザ大全集 ドルアーガの塔』 二見書房。
参考文献[編集]
- 萩原達也 『ドルアーガの塔』 勁文社〈ファミリーコンピュータ・ゲーム必勝法シリーズ 7〉、1985年9月。
- 上田英次 『アナザードルアーガの塔』 勁文社〈ファミリーコンピュータ・ゲーム必勝法シリーズ 9〉、1985年10月。
- 「ザ・ベストゲーム 月刊ゲーメスト7月号増刊」、『ゲーメスト』第6巻第7号、新声社、1991年7月1日、 26 - 27頁、 、 雑誌03660-7。
- 「GAMEST MOOK Vol.112 ザ・ベストゲーム2 アーケードビデオゲーム26年の歴史」、『ゲーメスト』第5巻第4号、新声社、1998年1月17日、 92頁、 。
- 「ユーゲーが贈るファミコン名作ソフト100選」、『ユーゲー 2003 No.07』第7巻第10号、キルタイムコミュニケーション、2003年6月1日、 35頁、 雑誌17630-6。
関連項目[編集]
- ナムコの伝説 - プロモーションビデオを収録
- バンダイナムコエンターテインメント発売のゲームタイトル一覧
外部リンク[編集]
- テンプレート:Wiiバーチャルコンソール
- テンプレート:3DSバーチャルコンソール
- ドルアーガの塔(ファミリーコンピュータ版) - ウェイバックマシン(2014年8月7日アーカイブ分) - Wii Uバーチャルコンソール
- Wiiバーチャルコンソールアーケード 『ドルアーガの塔』公式サイト - バンダイナムコエンターテインメント
- 『アーケードアーカイブス ドルアーガの塔』公式サイト - ハムスター
- 初代ドルアーガの塔の企画・制作についての遠藤雅伸講演 (GAME Watch 2008/5/12)
- THE TOWER OF DRUAGA-ドルアーガの塔-(1984年) - ウェイバックマシン(2017年8月9日アーカイブ分)
- バンダイナムコエンターテインメント
- テンプレート:MobyGames