チョウザメ

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チョウザメ
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: チョウザメ目 Acipenseriformes
: チョウザメ科 Acipenseridae
: チョウザメ属 Acipenser
: チョウザメ A. medirostris
学名
Acipenser medirostris
Ayres, 1854
和名
チョウザメ (鱘魚・鱘)
英名
Green sturgeon

チョウザメとは、チョウザメ目チョウザメ科に属する魚類である。

形状[編集]

体は円筒形。背側は青灰色である。

生態[編集]

太平洋北部に分布し、中国ロシアカナダアメリカで見られる。

日本にも生息していたが、水質汚染の影響で絶滅している。

チョウザメは5年に1度しか産卵しないと考えられている。

成魚は産卵のために4月から7月、ピークは5月から6月にかけて河川に移動し、卵は岩底に産卵する。

稚魚は淡水で1~4年を過ごす。夏の終わりから秋の初めに、沿岸の河口域に集中する。

名前[編集]

チョウザメという名前は、見た目がサメに類似していて、鱗がに似ている事に由来する。

また「ミカドチョウザメ」とも呼ばれる。