チャイルド★プラネット
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チャイルド★プラネットとは、原作・原案を竹熊健太郎、作画を永福一成が担当した日本の漫画。週刊ヤングサンデーで1996年から97年にかけて連載。単行本は全7巻。
概要[編集]
大人だけを短時間で死に至らしめるウイルスによるバイオハザードが発生した架空の都市横浦市を舞台に、そこに残された子供たちのサバイバルと彼らを救出せんと動く市外の大人たち、そして人類の顛末を描く。
単行本5巻以降竹熊は原作者を降板し、原案としてクレジットされている。降板の理由は原作と作画の間で十分な打ち合わせができないまま編集者と作画が勝手に原作をアレンジし、ついに原作者が関与していないキャラクターが登場したことを挙げている。
あらすじ[編集]
某日夕方、横浦市内を走行中の列車が爆発炎上する事件が発生。この事故で殺人ウイルスがばらまかれ、横浦市内の大人は皆血を吐いて死んでいった。子供はウイルスの影響を受けず、街にいた諸住究、究の兄貴分の森直輝、長谷部羊子らと共に必死に生き抜く。
そんな中、自衛隊とともに横浦市を封鎖中のアメリカ軍は公的には生存者が居ないことになっていた横浦市を気化爆弾で吹き飛ばすことで事態の収束を図ろうとする。その事を知った究は生存者が居ることを知らせるために花火を打ち上げ、「横浦市に生存者が居るらしい」という情報を聞いた究の父が取材に向かうと子供たちが書いた「僕らはここにいる」というメッセージを目にする。
登場人物[編集]
- 諸住 究(もろずみ きわむ)
- 高校生の少年。父親はテレビ局勤務。
- 森 直輝(もり なおき)
- 究たちの通う学校の生徒会長を務める少年。
- 長谷部 羊子(はせべ ようこ)
- 日本人の父とアメリカ人の母を持つ少女。二重国籍で、自らを「ニッポン人」と称する。
- 究の父
- テレビ局に勤務しているが、不祥事により第一線から降ろされた。
- カレン・ウィルソン
- アメリカ合衆国、リットン研究所遺伝子工学研究主任を務める細胞学の権威。横浦にばらまかれた殺人ウイルスの原型であるX-レイテッドを作った人物。
- スティーブン・ランチ
- 米軍横浦基地特別管理所長。カレンに自らの地位を追われて左遷されたことを恨んでおり、彼女を越え、名声を傷つけるためX-レイテッドに遺伝子操作を加えて殺人ウイルスを生み出す。
- ハキム・ハッサン
- 米軍横浦基地特殊兵器管理部門所属の男性。敵国のスパイと通じており、ランチが生み出した殺人ウイルスを外部に持ち出した。
用語[編集]
- 横浦市
- 究たちの住む街で本作の舞台。関東地方にあることが示唆されている。
- X-レイテッド
- カレンが開発した戦場において敵を一時的に戦闘不能にすることを目的として作られたウイルス。感染するのは大人だけで、発病すると40時間眠り続ける。ウイルスは3日で死滅するが、結局B兵器であることに変わりはなく、少しの遺伝子操作で凶暴なウイルスに変化する。
- 殺人ウイルス
- スティーブンがX-レイテッドに遺伝子操作を加え、殺人ウイルスとしたもの。20歳前後の大人だけが感染し、発病すると最終的に吐血して死に至る。空気感染し、治療法はない。
関連項目[編集]
- ぼくらの勇気 未満都市
1997年に日本テレビが製作・放送したテレビドラマ。放送当時、チャイルド★プラネットの盗作ではないかと指摘があったが日テレ側は「盗作ではない」と見解を示し、途中から原作・作画の2人の名前を「協力」名義でクレジットした。なおこの件について日本テレビ側は公式に説明していない。