燃料気化爆弾
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燃料気化爆弾(ねんりょうきかばくだん)とは、爆弾の一種。
概要[編集]
英語表記のFuel-Air ExplosiveBombを略してFAEBと呼ばれたり、単に気化爆弾と呼ばれたりする。
第二次世界大戦中のナチス・ドイツが研究を開始し、クリミアやワルシャワへの攻撃で使用していた。しかし軍事的に満足する実用性を確立する前にドイツが敗戦して研究は途絶え、その後技術開発をアメリカとソ連が引き継ぎ1980年代に実用化を公表した。
火薬ではなく、酸化エチレン・酸化プロピレン等の燃料を一次爆薬で加圧沸騰させ、BLEVEという現象を引き起こすことで空中に散布する。拡散速度は秒速2000mと極めて高速で、数百kgの燃料でも100ミリ秒に満たない時間で放出が完了する。破片による被害よりも急激な気圧の変化による内蔵破裂等を引き起こし、燃焼によって酸素を使い尽くし敵兵を窒息死させる効果もある。