タイリクシマドジョウ

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タイリクシマドジョウ
分類
界 : 動物界 Animalia
門 : 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱 : 条鰭綱 Actinopterygii
目 : コイ目 Cypriniformes
亜目 : ドジョウ亜目 Cobitoidei
科 : ドジョウ科 Cobitidae
属 : シマドジョウ属 Cobitis
種 : タイリクシマドジョウ C. taenia
学名
Cobitis taenia
Linnaeus, 1758
シノニム
  • Cobitis spilura Holandre, 1837
  • Cobitinula anatoliae Hankó, 1925
  • Cobitis taenioides M.C. Băcescu and R. Mayer, 1969
和名
タイリクシマドジョウ (大陸縞泥鰌)
英名
Spined loach
Spotted weather loach

タイリクシマドジョウとは、ヨーロッパで普通に見られるドジョウ科の淡水魚である。本種はシマドジョウ属(Cobitis)およびドジョウ科(Cobitidae)の摸式種である。

概要[編集]

成魚の体長は通常8~10cmであるが、メスは12cmになることもある。成魚の体重は20~60g。

背中は黄褐色で、脊椎稜には灰色や褐色の小さな鱗が多数ある。腹部の鱗は淡黄色かオレンジ色。

体は全体的に細長い。口の周りに6本の口下棘がある。目の下には2本の尖ったトゲがあり、刺されると痛い。

分布[編集]

ヴォルガ川流域からフランスに分布している。一般に、アイルランド、スコットランド、ウェールズ、スカンジナビア北部を除き、アルプス山脈帯以北の温帯ヨーロッパの大部分に分布する。一部の個体群はアルプス山脈のすぐ南でも見られる。イギリスではイングランド東部の5つの東流河川水系(トレント川、ウェランド川、ウィザム川、ネネ川、グレート・ウーズ川)に限定される[1]。

ヨーロッパ南西部の個体群は以前はこの種に含まれていたが、別種とされた。近辺に分布する近縁種にはC. elongatoides、C. fahirae、C. tanaitica、C. vardarensisなどがいる[2]。

生態[編集]

酸素の豊富な澄んだ水を好み、流れの緩やかな小川や河川、静水などを好む。平地や砂地、石の多い場所の近くに生息し、多くの個体が見られる。 観賞魚としてアクアリウムで飼育されることも多い。

日中は水底に埋まり、頭と尾だけが露出する。夜は、最も活発に活動し、川底の砂は小動物やその他の有機物を食べる。餌を取り除かれた砂は、鰓から排出される。魚が生きていくのに十分なカロリーを得るためには、このプロセスを一晩中続ける。

注釈[編集]

  1. ↑ “Spined loach (Cobitis taenia) - Special Areas of Conservation”. 2024年12月3日確認。
  2. ↑ Perdices et al. (2008)

出典[編集]