スーパー戦隊シリーズ
スーパー戦隊シリーズ(スーパーせんたいシリーズ)とは、日本の特撮テレビドラマシリーズである。
概要[編集]
複数名でチームを組み、色分けされたマスクと特殊スーツで武装したヒーローに変身し、怪人と戦う[注 1]のが基本コンセプト。
本シリーズは東映が制作し、テレビ朝日系列で長年同時ネットで放送され、佐賀県を除くフルネット局の無い県でも系列外局で遅れネットされている。同時ネット局での放送期間は、例年当該年の3月から翌年の2月である。
作品数は2025年放映の『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』まで49作品を数える。シリーズに含まれる作品の範囲は、かつては八手三郎を原作者に据える『バトルフィーバーJ』(1979年より放映)を起点にカウントしていたが、現在はそれ以前に制作された石ノ森章太郎を原作者に据えている『秘密戦隊ゴレンジャー』と『ジャッカー電撃隊』もこれに含むようになった。先述の49作品という数字もゴレンジャーを第1作目とする認識による。
本シリーズの誕生には仮面ライダーと毎日放送・朝日放送のネットチェンジが大きく関わってくる。
仮面ライダーが大ヒットしたことでシリーズ化されることになり、新番組の一つの案として「最初から5人の仮面ライダーが一度に登場する」というものが挙げられた。しかし制作局である毎日放送の映画部部長・庄野至が「ヒーローは一人のもの」として強く反対し、残念ながら実現することはなかった。
また、仮面ライダーアマゾンまでの放送時の毎日放送は日本教育テレビ(NET)系列(現在のテレビ朝日系列)に属しており、仮面ライダーは関東ではNETで土曜19時台後半に放映されていた。しかし、毎日放送と朝日放送が所属系列を入れ替える事となり、NETは人気番組である仮面ライダーを手放す[注 2]と共に、関東で土曜19時台後半を他の番組で埋め合わせる事になってしまった[注 3]。
そこで仮面ライダーに代わる新しいヒーロー番組として、一度お蔵入りになった「5人の仮面ライダー」のアイデアを再利用し、5人チームの特撮ヒーロー番組として『秘密戦隊ゴレンジャー』が誕生。これが大ヒットしたことで、『ジャッカー電撃隊』放映後1年ほどのシリーズ中断[注 4]を挟みながらも2020年代に至るまで安定した人気を誇っていた。が、玩具(特に戦隊ロボ)の売れ行きの低迷などから[注 5]、ゴジュウジャーを最後にシリーズは一旦終了している[注 6]。
作品一覧[編集]
「カテゴリ:スーパー戦隊シリーズ」も参照
- 秘密戦隊ゴレンジャー - 1975年放映
- ジャッカー電撃隊 - 1977年放映
- バトルフィーバーJ - 1979年放映
- 電子戦隊デンジマン - 1980年放映
- 太陽戦隊サンバルカン - 1981年放映
- 大戦隊ゴーグルファイブ - 1982年放映
- 科学戦隊ダイナマン - 1983年放映
- 超電子バイオマン - 1984年放映
- 電撃戦隊チェンジマン - 1985年放映
- 超新星フラッシュマン - 1986年放映
- 光戦隊マスクマン - 1987年放映
- 超獣戦隊ライブマン - 1988年放映
- 高速戦隊ターボレンジャー - 1989年放映
- 地球戦隊ファイブマン - 1990年放映
- 鳥人戦隊ジェットマン - 1991年放映
- 恐竜戦隊ジュウレンジャー - 1992年放映
- 五星戦隊ダイレンジャー - 1993年放映
- 忍風戦隊カクレンジャー - 1994年放映
- 超力戦隊オーレンジャー - 1995年放映
- 激走戦隊カーレンジャー - 1996年放映
- 電磁戦隊メガレンジャー - 1997年放映
- 星獣戦隊ギンガマン - 1998年放映
- 救急戦隊ゴーゴーファイブ - 1999年放映
- 未来戦隊タイムレンジャー - 2000年放映
- 百獣戦隊ガオレンジャー - 2001年放映
- 忍風戦隊ハリケンジャー - 2002年放映
- 爆竜戦隊アバレンジャー - 2003年放映
- 特捜戦隊デカレンジャー - 2004年放映
- 魔法戦隊マジレンジャー - 2005年放映
- 轟轟戦隊ボウケンジャー - 2006年放映
- 獣拳戦隊ゲキレンジャー - 2007年放映
- 炎神戦隊ゴーオンジャー - 2008年放映
- 侍戦隊シンケンジャー - 2009年放映
- 天装戦隊ゴセイジャー - 2010年放映
- 海賊戦隊ゴーカイジャー - 2011年放映
- 特命戦隊ゴーバスターズ - 2012年放映
- 獣電戦隊キョウリュウジャー - 2013年放映
- 烈車戦隊トッキュウジャー - 2014年放映
- 手裏剣戦隊ニンニンジャー - 2015年放映
- 動物戦隊ジュウオウジャー - 2016年放映
- 宇宙戦隊キュウレンジャー - 2017年放映
- 快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー - 2018年放映
- 騎士竜戦隊リュウソウジャー - 2019年放映
- 魔進戦隊キラメイジャー - 2020年放映
- 機界戦隊ゼンカイジャー - 2021年放映
- 暴太郎戦隊ドンブラザーズ - 2022年放映
- 王様戦隊キングオージャー - 2023年放映
- 爆上戦隊ブンブンジャー - 2024年放映
- ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー - 2025年放映
関連項目[編集]
- 仮面ライダーシリーズ
- メタルヒーローシリーズ
- パワーレンジャー - 本番組の番組フォーマット販売で製作された、アメリカンテイストのスーパー戦隊シリーズ番組。
- PROJECT R.E.D.
注[編集]
- ↑ 大抵の場合、最初は人間サイズのものと戦い、次になんらかの理由で復活・巨大化した怪人をいわゆる戦隊ロボを駆使して戦う場合が主(例外もあり)。
- ↑ 一方、新たに仮面ライダーXをネットしたTBSおよびJNN系列局では、時間が19時台前半に繰り上がり、日の入りの遅い西日本で視聴不振となり、短期間で打ち切られた。
- ↑ 大阪で新たにNET系列になった朝日放送では、関西ローカルで土曜19時台後半に放送のドラマ「部長刑事」の継続で埋めれたので、NETほど困らなかった。
- ↑ あばれはっちゃくシリーズ放送で土曜19時台後半を明け渡したため。『バトルフィーバーJ』は関西地方を除き、土曜18時台前半の放送となった。
- ↑ 少子高齢化問題や他の玩具よりも比較的高価だったことが挙げられる。
- ↑ 後継シリーズとしてPROJECT R.E.D.が2026年より始まったが、スーパー戦隊シリーズの復活は現時点では未定の状態にある。