スターリングラード冬景色

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スターリングラード冬景色」(スターリングラードふゆげしき)とは替え歌である。

概要[編集]

元歌は石川さゆりの『津軽海峡冬景色』。1970年代に考案された。

上野発の夜行列車」の歌い出しを「キエフ発の輸送列車」に替えた第二次世界大戦のスターリングラード攻防戦独ソ戦参照)に参戦したドイツ兵の悲壮感漂う歌詞をおでっさが作詞し、ミリタリーマニアの間で密かな知名度を誇っていた。

1990年代になると、おでっさは小説『無責任艦長タイラー』シリーズの作者・吉岡平のファクラブ用パソコン通信を運営していた。そこに「替え歌ボード」があり、人気も高く、書き込みも盛んであった。このファンクラブで『惑星連合宇宙軍軍歌集』と称して、替え歌集を同人誌として何回か出版しており、そこに「スターリングラード冬景色」も収録されていた。また、おでっさ自身が知人と制作した音源もあり、こちらもMADテープの1つとして出回っていて、九州方面の自衛隊関係などにまで伝わっていた。

やがて、ひょーきんなまず(仮)虎Pも異なる歌詞を発表した。

ひょーきんなまず(仮)版の歌詞は、「ドイツ空軍ルフトヴァッフェ落とす荷物」の歌い出しとなっており、おでっさ版と同様に物資の乏しいドイツ兵の悲壮感を歌い上げる。

虎P版の歌詞は、(ゲームにおける)V号戦車パンターVI号戦車ティーガーI)を比べて、性能は大差ないし、ティーガーIのほうがかっこいいからパンターは(ゲームでは)生産しないと歌うもので、歌詞にもあるようにスターリングラードは関係がない。

外部リンク[編集]