ジャムボ
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『ジャムボ』は手塚治虫の漫画作品。飛行中の旅客機内で発生したパニックを描いた漫画作品である。
『中一時代』(旺文社)の1974年1月号に読み切り掲載された。
あらすじ[編集]
ケープタウンからシンガポールに向けて飛行中の旅客機内で蜘蛛の巣が発見される。ケープタウン大学のレドス教授は蜘蛛の巣を見て「ガイターシェイプトパッチ属のアントロプ・キャッチャー・スパイダー」、通称「ジャンボ」という猛毒蜘蛛の巣だと断定する。ジャンボは動いているものに飛び掛かり、リカオンですらひと噛みで殺す毒を持っていて、その毒で人間も死ぬ。
乗客たちはパニックになった。乗客たちからはケープタウンへ引き返す、いずこかの空港に緊急着陸するよう要求が出たが、近くの空港はモンスーンのために視界ゼロで着陸もできない。機長は飛行の続行を決断した。
南アフリカの白人新聞記者は、黒人が毒蜘蛛を機内の入れたに違いないと証拠も無いのに断じた。逆上した記者はナイフを振り回し、白人の老紳士を刺殺してしまい、電波技師の日本人青年に取り押さえられる。
日本人青年はレドス教授と相談し、蜘蛛にだけ聞こえる超音波を発生させる装置を作り、蜘蛛をおびき出すことに成功。殺された老紳士の妻・老婦人が自分を毒で殺してくれるよう、蜘蛛を捕まえたが、蜘蛛は老婦人を噛もうとはしなかった。
日本人商社マンが、販売用にとビンに入れて運んでいた毒の無い蜘蛛だったのだ。これまでアフリカからトカゲやワニを運んで販売しており、珍しい蜘蛛も売れるだろうと思ってのことだった。
外部リンク[編集]
- ジャムボ - 手塚治虫公式サイト