ジェレズナー・ルダ-アルジュビェティーン駅

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ジェレズナー・ルダ-アルジュビェティーン駅またはバイエリッシュ・アイゼンシュタイン駅とはチェコドイツの国境にある鉄道駅である。

概要[編集]

チェコ共和国のプルゼニ州ジェレズナー・ルダとドイツのバイエルン州バイエリッシュ・アイゼンシュタインに位置する駅で駅舎の真ん中に国境が通っている世にも珍しい駅である。国境を介して東側がチェコ語で、西側がドイツ語で案内される。国境を介しての行き来はシェンゲン協定によって自由となっている。

冷戦時代は鉄のカーテンによって西ドイツチェコスロバキア国境が封鎖された。それによりチェコスロバキア側は当駅には国境に沿って金網フェンスを設け線路を遮断した。

駅構造[編集]

4面5線のホームで構成されており、ドイツ方面の列車とチェコ方面の列車でホームが使い分けられてる。

駅舎直結のメインホームの1番線は使用されない。ドイツ方面への列車は2番線のみが使用される。チェコ方面の列車は4、5、6番線が使われる。5番線は機関車の機回し線として機能しており機回しは国境を越えて行われる。3番線と4番線の線路は本線扱いでつながっている。

駅西側(ドイツ側)には転車台があり、バイエルン地方鉄道協会の博物館となっている。

乗り入れる路線[編集]

関連項目[編集]